南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

カランコエ・ガストニスボンニエリ

 ドラセナの隣にあったんだけど、最初は目に付かなかった鉢。お姉さんと話しているうちに、そっちにも目が行ってしまった。これは多肉だよねえ、明らかに。
 これまたひどい状態の鉢だけど、どんどん育ってくれそうな感じだし。これはお姉さんも名前一発で出てきて、「トカゲの舌」というんだそうな。値段は25ペソ。だいたい鉢の大きさで決まってるのかね。じゃあこれも〜。


 帰ってから調べたら、「トカゲの舌」では何もヒットしなくて、いろいろ見てたらどうもカランコエっぽいな。で、ガストニス-ボンニエリ、最初は黒い斑点が入るという点が違うな〜、といったん却下したんだが、よく見るとうちのもうっすらと斑点っぽいものが、ないでもない? 生育条件悪くて斑点消えてるのかも。とりあえず、他にそれらしいのがないので、ガストニスボンニエリだということにしておきます。





ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属/カランコエ
学名:Kalanchoe gastonis-bonnieri
和名:雷鳥
スペイン語名:Lengua de lagarto(トカゲの舌)
英名:Donkey Ear(ロバの耳) 人に言えないことはこの葉っぱに言うことにしよう
常緑多年性
原産地:マダガスカル


 で、この鉢が置かれていたところにはこれ一個しかなかったんだが、支払いを待っているあいだに入り口近くをうろうろしていたら、あれれ、ここにいくつもあるじゃないか。と発見したので、もう少し状態のいい鉢あるかな〜、とチェックしようとしたら……。
 まず、鉢の底から伸び出た根っこが地面にしっかりと食い込んじゃってる。しかもよく見たら、だらんと伸びて地面についた葉の先から根っこと新芽が出て、そこらの地面に増えてますぜ! これはすごい生命力、てかこんな増え方するのか。
 ガストニスボンニエリかなと思ったのは、この増え方を見ていたからでもあります。


 で、これも持ち帰って、子株は外して(というかそもそも浮いてた)、白い粉?毛?のついた葉っぱだけ残して、下の大きいのはちぎり、大きい株と小さい株とをそれぞれの鉢に。そしてもう一個の鉢に土を盛って、ちぎった葉っぱをいろんなふうに(付け根のほうを土に挿したり、単に置いたり、葉を半分に切って切り口を土に植えたり)置いてみました。ここからまた芽が出てくるんじゃないかと期待。