南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

チビミゾ、来ました

 水曜に来るかと待ちわびていた隣の家政婦さんのミゾヤマガメ、水曜は持ってくるの忘れました〜、というので、なんか気がそがれて、まあいいけどね、とにかくバナナとか肉とかやってみて、食べるかどうか試して、うまく行くならそれでもいいし、もう少し環境整えてやってね、という話をして、一応次は金曜に仕事なので、そのとき持ってきますとは言ってたけどね。


 で、今日はあんまり期待しないでいたら、隣の家政婦さんが到着、連れてきました〜、と見せるはピンクに白レースの縁取りのハンカチに包まれたカメw ちっちぇえ〜! でもまあ普通に動いてるね、目もぱっちりしてるし、ただ甲羅と頭のてっぺんが乾ききって真っ白……。まずは水に浸けてやるからね、と用意していたテラリウムへ。それからうちのミゾッコを見せて、まあ少しは大きくなったでしょ? 元気だし、おとなしくていい子だよ〜、とお披露目。家政婦さんも、「あら〜綺麗ね〜」と言いつつ指先でミゾッコの頭をぐいいいっと甲羅に押し込む、おいおいおいw
 で、このチビカメ、元気になったら返してほしい……んですよね? と確認。情が移ったらヤだからね、最初から確認しておきたい。そしたら、家政婦さん、「うーん、まあこちらでうまく行かないとかってことなら引き取りますけど、まあ様子見ってことで」。あら、そうなの? そんじゃま、8割がた引き取るってことで。
 その代わりといっちゃなんだが、昨日外したアロエの子株をちょっと多めにお裾分けした。そしたら、「お宅のブーゲンビリアもすごい綺麗ね〜」と言う。うんうん、そうでしょ、と言ったら「枝で挿し穂できるんですよね、これ?」。えっ、そうなの? つまりほしいってことね、いいですよ、とはさみを持ち出したけど、どの枝も満開ずっしり花がついているので、さすがにおばさんも「それはちょっと……切るの申し訳ないし」と遠慮する。トゲだらけの枝を懸命に掻き分けて、花が終わりかけの枝を白ピンクとオレンジ、一本ずつ切って進呈。おばさんも喜んでくれてよかったよかった。


 さて、お返しする予定が一応ないなら、名前もつけましょうかね。HNは、ミゾッコがオスだったからねえ、そんでこの子の性別はまだわからないし……。うーん、ミゾッチってことにしておきますか。


 さて、ミゾッチ、まずは身体測定。甲長はものさしで目測だけど7.3cm、体重は77gだった。か、軽いよ……。おばさんから受け取った瞬間も思ったけど……。


 ミゾッコは最新データで10.5cmの216g。でも体積と比較するべきだから3乗だしね、それで計算すると、ミゾッコは0.187g/cm3、ミゾッチは0.198g/cm3だから(横幅と甲羅の高さは測ってないので、まったく同じ比率と仮定しての数値)、むしろミゾッコのほうが比重が軽いってことに。



 7.3cmが小さく感じる……。



 お目目はぱっちり。大きくて潤んでいて、いつ見てもミゾヤマガメの目は魅力的。



 しかし頭のてっぺんは真っ白白髪で、ヘビの脱皮直前のようだ……。



 肌の色もまずは良好。



 腹甲は、なんか真ん中に色抜けがあるけど、まあこれは問題ないか?
 長くなるので、いったんここまで。