南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

イグコに噛まれる

 イグコー、せっかくここでみんなから賢いって言ってもらってるのに……。


 今朝、いつもどおり野菜を刻んで掌に載せて、籠のなかでイグコに食べさせたら、ちょっと大事なメールが来たので、あいてるほうの手でマウスを操作してメールを読んでた。餌を載せた手が少し下がったらしくて、イグコが私の親指に手をかけて引っ張る。あーはいはい、ごめんよ、ともう少し手を近付け、目はまたメールへ。
 で、指先にがしっと引っ掛かりを感じて見ると……噛まれてたw まあ本気でかじったわけではなく、薬指の腹だったけど、傷も別につかなかった。よーく見ると、皮膚がちょっとざらっとめくれてるかな? 
 そーか、この程度か。


 というか、サボテン多肉に常日頃ぶすぶすとやられている私としては、イグコの歯は、細かいユーフォルビアのトゲと同じだなーと。触ると、ばりって感じで引っかかって、その瞬間ちょっと痛いかな? くらいの。
 まあイグコも菜っ葉の芯でもかなりバリバリと噛んで食べるから、本気で指を食べようとしてかじったら、ぷちっと出血するくらいの傷はできると思うけどね。

水売りのおじさんに遭遇する

 で、昨日庭の木を切ってもらってすっかり明るくなった前庭に、イグコを日光浴に出した。こりゃいいねえ、これまでは葉陰ばっかりか、かんかんの直射日光か、両極端だったけど、いい感じに木漏れ日が。



 わかりにくいけど、イグコは下の餌皿の右。


 そこへやってきた水売りのおじさん。今日は水の容器(20リットル)がふたつとも空になってたからね。お釣りを出しながら、目はしげしげとイグコの籠を見ている。
 あ! このおじさん、前にうちのポーチにいたトゲオイグアナを持ってっちゃったんだった……! と思い出す。
 おじさん、籠に鳥でもいるのかと思ってたそうで、枝の上にいるイグコをようやく発見。


 あー、これかぁ、これ懐くよね、とおじさん。
 そうそう、手から餌は食べるんですけどね、と私。
 そのうち、籠に入れておかなくても庭から逃げなくなるよ、とおじさん。うーん、それはそうかもだけど、うちの庭にも常駐してるイグアナはいるけど、懐くってのとは違うよねえ。それと勘違いしてるってことも、……ないか?
 ペットだよね、うん、これはペットなんだよね、と呟きながら出て行ったおじさん。そうそう、ペットなんです、ペットなんですよ、と追認しながら後ろを歩いて、門をきっちり閉めた私w 


 しかしトゲオイグアナを食用に持っていったと思ってたけど、もしかしてあれもペット用だったりして? いやいや、奥さんがイグアナ料理上手だと聞いたから、やっぱ食用だよなあ?
 でも懐くよねって言ってるんだから、懐くほど飼ってたりするのかなあ? 非常用食料として……? うーん、イグリンコがいることは、このおじさんには内緒にしておこう、と思いました。