南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

アデニウム人工授粉

 せっかく綺麗に咲いている花を切り開いて手術ってのもなあ、と後回しに後回しにしてきたアデニウムの人工授粉。でももういい加減やらないと、と覚悟を決めた。
 3日前はそれぞれ6輪と5輪咲いていたけど、今日は赤花が8輪で9輪目が開きかけ、ピンク花が8輪。



 手術道具を用意いたしました。

 まあ結局使わなかったのもあるけど。手持ちの実験道具から、使えそうなものを選んでみただけw 結局左端のルーペと眼科用のハサミ、先の曲がったピンセットと右端の針2本だけで用は済んだ。



 花の下のラッパ部分はけっこう長い。これを花びらのあいだから縦に割いていって、ぐるっと切り取った。回数を重ねると、花びらは切り取らずに半分くっつけておくほうが扱いやすいことに気付いたけど、最初は切っちゃった。

 なかはこんな感じ。


 この切ったところからにじみ出る汁がけっこうべたついてて、まあそのおかげで花粉が適度に針にくっついてくれた気もするけど、その分花粉が汁まみれになって受粉してないかもしれないw
 これは赤花のほうの、一番目の花だったんだけど、ちょっと時間を置きすぎたのか、おしべがすでに茶色くなって、花粉がなかった……。
 しかもこのあとは作業に夢中で写真撮る暇なし。最初はどこに何があるのかもよくわからない感じだったけど、いくつか開くうちにわかってきて、でもうまく受粉させられたかどうかはわからない……。




 ピンク花のほうの三つと、


 赤花のほう三つ。一応セロテープで、くっつけた花粉が飛ばないように。でもそれはいずれ外すから、今日授粉したのは白い糸をつけておいた。後日また挑戦することがあれば別の色の糸をつけることに。でも、糸つけてないのから種ができたりしたらw、授粉してくれる虫がいるってことだよねー。
 さて、いくつ種ができてくれるか楽しみ。