南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

イグコを中庭へ

 このごろ暑いからか、わりと朝早い時間に下りてきてトイレを済ませ、ご飯を待つイグリンコとイグコ。今日は10時から友達の家ってこともあって、せっせとご飯の用意をし、部屋に持っていく。今日はマンゴーをまた少しだけ混ぜて食欲誘発剤に。
 イグコにはざく切り、イグリンコには千切りで、でもイグコが顔を突っ込んでくるので、あんたはそっち、と押しのけてイグリンコにはこっち、と付き添っていたんだけど。でも出かけたらどっちがどっちを食べたか食べないかわからないよな。旅行中はなおさらのこと。掃除のおばさんがイグリンコに給餌してくれるとは思えないし。
 それで、中庭のドアも直ったことだし、キャットタワーは出したままだし、とご飯食べてるイグコをお皿ごと持ち上げて、中庭に連れてった。

DSC00300

 先にイグコの話を最後までしてしまおう。連れてこられてしばらくはぼうっとして、それからご飯を食べたり、でもやっぱりそのうち「家に入れろーーー」と言い始める。

DSC00301

DSC00308

 仁王立ち。

DSC00317

 ここから入れたはず……とガラスを引っかく。覚えてるもんだねえ。イグコ、キャットフードを食べる悪癖さえなければ、猫たちと一緒に家のなか自由にさせるところなんだけどさ(あ、トイレ問題があるからそうもいかないか)。

 しばらくウロウロガタガタしてたけど、ちょっと心を鬼にして放置。イグリンコみたいに凶暴になるわけじゃないから、イグコは本当に扱いやすい。
 そしたら、夕方には、

DSC00348

 ここに落ち着いてた。寝床はそこか。まあいいけど。中庭のあちこちに抗議ウンチしてて臭かったけど、ホースの水で流せばいいだけ。ついでにイグコにもシャワー。少なくとも旅行から帰るまでは、イグコには中庭にいてもらおう。日光浴もこっちのほうがいいはずだし。


 そしてイグリンコは……イグコがいなくなった部屋を歩き回って、いつもイグコが寝てるところとかチェック。

DSC00299

 閉めきった部屋にイグコがいない、とわかったのか、今度は私のところにやってきた。いつもならここで、ちょっとした刺激で背中を立ててプチ威嚇になったりするのに、今日は……

DSC00303

 パソコンの裏から出てくるなり、しなだれかかるように胸とお腹を落として甘えてくる???

DSC00304

 えええ? そういうことだったの? イグコとはラブラブ夫婦じゃなかったの??? まあ思う存分ご飯も食べなさい。

DSC00306

 このご飯、今日は間違いなくイグリンコが、イグリンコだけがほとんど全部食べてました。


 ただ、攻撃性がゼロになったと思ったのは最初だけで、午後にはまた復活。パソコン前で私にずんずんと向かってくるのを、胸元掴んで押し戻し、しつこいときはプリンタのうえに放り出し、いい加減にしなさいよあんた、と叱りつけ。古いバスタオルも机に常備しているので、ガードに利用。
 でも、そんなことしてても、口のはたにこびりついた果物や野菜をこすり落とし、目の周りの脱皮を剥がしたり鼻の周りについてる塩を取ってやったり。以前はできていたのに、このところは落ち着きがなくてできてなかったことが、今日は問題なし。ほーら、すっかりきれいになったでしょ。

DSC00343

DSC00344

 うーーーん、イグリンコ、問題はイグコだったわけ? 猫たちを追い払い、イグコもいなくなって、ご機嫌なのか? 正直、私はあんまり独占欲強い男は好きじゃないんだが……。そんなふうにお前を育ててしまったのは私なのか??? ていうか、イグコに対しても威嚇とかするようになると困るんだよな。また何かの都合で一緒に過ごしてもらわなきゃならないこともあるだろうし。それともそれはさすがに大丈夫だろうか?
 とにかくいろいろやってみるしかないよね。考えたってわかるもんじゃないんだから……。