イグリンコ、三度目の咬傷事件

　またまたやっちまいました〜……(・ω・)　カメンコも入れたら４回目なんだけどね。

　留守からこっち、何となくおとなしいなと思ってたイグリンコだけど、また慣れてきたからかイライラするっぽいなあ、とは思ってた。でも油断があったかも。
　今日も昼過ぎ、机のところでちょーっと威嚇？って感じだったけど、まだおとなしかったので、おらおらと抱っこしてやったりしてなだめて、それから窓際に移動してやった。ほら〜ご飯だよ、今日は久し振りのマンゴーだよ、と大きめのひとかけを指でつまんで差し出したら……ガバーッと食いついて、がっつり指まで。
　これまで二回は、イグリンコの口よりも太いところばかりだったので、どっちかというと削るような感じでかじられたので傷が浅かったけど、今回はがっちり口を閉じて力掛けられたので、かなり入っちゃった。ぼたぼた出血。コンニャロー、と言いながら洗面所に行って水で流してみたけど……お肉がめくれて痛いよ〜〜〜。てか、血が止まらないね、これ。とにかくザバザバとかなり流して、傷を上から押さえ、でも右の薬指なので、ひとりで包帯巻ける気がしない。そこですでに病院への送り迎えとかご飯とかまでお世話になってる近所の日本人の友達に電話。スマホを何とか操作して、うちに来て〜、とお願い。
　イソジンで消毒してもらって（上からかけるだけだけど）、ガーゼを巻きつけテープで止めてもらった。とりあえずぼたぼたはしなくなった。それが１時。
　ダンナが昼ご飯に帰ってきて（テイクアウト）、食べながら乳癌の今後の治療について話し、それから（指にぶっとい包帯巻いてたけど気付かなかったらしいｗ）噛まれたことを話す。血が止まってるかどうか包帯剥がして確認して、止まってなかったら縫ってもらいに行くからお願い。３時過ぎ、止まってなかったので病院に。

　４針＋切れてた血管の止血に１針縫いました。親指のところをかすって、薬指の裏側に上顎が入った感じ。不思議なのは、下顎の歯がまったく傷を作ってなかったこと。

　ちょうど胸の手術後で感染症予防に抗生物質飲んでるからよかったー。と思ったんだけど、もう一個別のも処方しておくから、と言われて、さらに抗生物質期間が伸びてしまった……。

　ダンナは、昼ご飯のとき話した時点では、あっそ、って感じだったのに、そのあと傷を見たら「じゃあ週末にはイグリンコ捨てに行くからな」って。おいおいおい、ちょっと待てや〜、作ったばかりのケージが〜。それに今日のは攻撃で噛んだんじゃないよ（たぶんね）、マンゴー食べようとして失敗しただけだし。

　とは言ったものの……。これからこの町ではできない治療で隣町に頻繁に通うことになりそうだし、留守のあいだ掃除のおばさんや友達に頼むのも、ケージがうまく機能すればマシにはなるだろうとはいえ、事故をゼロにできる保証はない。自分が噛まれるのはぜんぜん構わないんだけど、人様や猫たちに事故があったら……。
　前回イグリンコを自然に返すことを考えたときは、イグリンコ以外に何の問題があったわけでもないので、私の努力と忍耐次第だった。今回だって、まだ気持ちはぜんぜんついていかないけど、自分の治療がやっぱりいちばん優先かなあ、と思うと……。
　あるいは、強引に外のケージに出しちゃって、そこだけで生活してもらう、ってのも手かなあ？　セッティング急いでやって、窓ガラスに突進しないよう目隠しして。でもそれで、充分な世話ができなくてイグリンコに辛い思いをさせるくらいなら、自然に返すほうがいいような気もするし……。
　もう明日には週末で、ダンナは日曜にでもイグリンコ捨てに行きたいだろうけど、なんとかそれまで悩んでみます。