南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

ココナッツ利用とニャンタ

 今日は庭の木を剪定してもらった。もう長いことやってなくて、でもいつもの庭師さんが来ないので、掃除のおばさんの知り合いに頼んでもらったら、その人も忙しいとかで、結局おばさんの息子が(こないだの赤ちゃんのお父さん)。専門の庭師じゃないので、剪定ばさみしか持ってなくて、あとはうちのマチェテ(山刀)とハシゴでどうにか。でもていねいにやってくれたのでよかった。
 そして、庭が明るくなったー! ヤシの葉っぱがすごいことになって、庭全体に覆いかぶさってたんだねえ、と切ってようやく気付いたよ。

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 すっきりヤシの木。びっしりだったヤシの実が、いつ頭のうえやカメンコのうえに落ちるかと怯えることも(しばらくは)もうない。

 そして、切ったヤシの葉っぱはパン屋さんに持っていくと何やら利用法があるらしくて、お駄賃としてパンがもらえるんだそうな。
 ヤシの実は、まだ中身が詰まってるのは、おじさんと、おじさんのトラックを運転してきた甥っ子さんとががんがん切って、中の水はライム絞って氷入れてその場でみんなで堪能。内側の白い部分は、せっせと切り出して、

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 かけらを途中でバリボリと食べながらビニール袋にため込み、冷蔵庫へ。明日、これを使って何やら作ってくれるんだそうな。


 からからに乾いたヤシの実は、半分土に埋めておくと根っこが出て芽が出る。その芽が少し育ったくらいで掘り起こして割ると、中に綿あめみたいなものができていて、そのまま食べられるんだとか。へえーーーーー。初耳ーーー。
 割って中身を取り出したあとのヤシの実の分厚い部分は、乾かしてほぐせば腐葉土とかテラリウムの床材とかに使えるし、ヤシの木ってホントすごいよね。ただし、ものすごく重いし固いから、マチェテをうまく使える人でないと、ものすごい重労働になるのが難点。


 そんなこんなで人間たちが庭でわいわいやってるあいだ、

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 ニャンタはソファを占領してのびのびと寝てましたとさ。