ナナのしつけと復讐（？）

　昨晩のこと。

　ミミは割と気楽に（ここをキャットタワーの一種と思ってるかも？）センコのかごに登って寝てたりするんだけど、ナナが登ってるのを見るのは初めて。ちょいピンボケ写真だけど、センコとばっちり見つめ合っているので。

　ナナ〜、センコに怪我させたらダメだよ？　と言ったときの顔。
　このあとナナは下りてきたんだが、再びかごの下のテーブルに乗って、登ろうかなと見上げていたので、「ナナ、ノー！」と言ったら、え、そうなの？　とこっちを見る。そうだよ、登るのはやめなさい。でも諦めきれないらしく、そこに座ったまま、よそを眺めたりして、そのうちまた視線は上に……。ナナ、ダメって言ってるでしょ、ともう一度声をかける。私がいたソファにはネネとミミが取っ組み合いしてたし、ナナのすぐ隣にはニャンキジがいた。けど、ナナは自分の名前を言われるのがわかるのか、雰囲気で察しているのか、私が「ナナ、ダメ」と言うと、きっちりこっちに視線を向ける。
　結局ナナは登るのを諦め（私はその間ずっとソファに寝転んだまま、ナナに声で警告する以外は何もしてない）、テーブルから下りた。

　おおお〜、いい子だねえと思ったのも束の間。その少し前に雨が降って、雷はそうでもなかったけど、街中では電信柱が倒れたり木の枝がバキバキと折れたりするほどの強風を伴う暴風雨だった。で、そのとき怯えてたニャンコが、まだピリピリしていたのか、ナナがニャンコに喧嘩を売りに行った！
　ニャンコは、フシャーッ！と言いながらソファの下に逃げ込んだので、私があいだに入る。が、ナナが再び突進したので、ニャンコに到達する前に背中を押さえて阻止したら、追い払われたナナ、今度は視界に入ったニャンキジに八つ当たりｗ　いつも八つ当たりされるニャンキジ、お気の毒。てか、間が悪いんだよお前はｗ
　ナナ、ニャンキジとはもうかなり家族っぽい感じになってるんだけどねえ。まあこのときも、八つ当たりは一瞬で、喧嘩にはならなかったけど。
　で、ナナを誘導して（私が部屋に行くとたいていついてくる）、私の部屋に一時隔離。一緒にネネも入っちゃったけどまあいいや。ニャンコたちが落ちついたころにナナを出してやると、あとは平和でした。

（幼女にセクハラするニャンキジ）

　猫もこんだけの数になってくると、全員と仲良くしなくても友達はいるってことになるからなあ。まあ喧嘩さえしないでいてくれればいいんだけどね。