ニャンキジの退屈、ナナの監視
今朝、椅子の上で寝てるニャンキジの横に、ネネが押しかけていって寝転んだら、ニャンキジ、ネネの首筋を噛んで押さえこみ、前足でふみふみし始めた。私は目を離せなくて、カメラ取りに行くこともできなかったんだけど。
やってる体勢とかは、こないだ動画アップしたニャンタの毛布ふみふみとまったく同じ。そうか、あれ、マウンティングだったのか!
そしてニャンキジ、ちょっとちょっと、あんたネネのお腹そんなに踏んづけて大丈夫なん!? ネネは、細い声でちょっと抗議しながらも、首筋確保されているからかおとなしい。大丈夫とは思いつつ、心配なのでお腹はあまり踏まないようさりげなく防御しているうちに、ニャンキジはマウンティングをやめて下りた。
はーやれやれ、それにしても……とパソコンに戻ってマウンティングを調べようとしたところへ、今度は近付いたナナの耳をくわえこんで再びニャンキジのマウンティング。こちらは動画に。
まあナナはネネよりだいぶ大きいから、反撃してすぐに終わった。しかし……ニャンタも毛布を噛んでやるようになったのは割と最近のことだし、ニャンキジまでか。どちらも去勢はとっくに済ませているのに。
ネットで調べたところ、ストレスとか環境の変化でやり始めることがあるらしい。ニャンタは明らかにストレスだなー。私に甘えていても、ナナが来ると、フシャーッ!と威嚇して逃げていくから、安心できてないんだと思う。ちょっと何かおいしいものとかで本格的に慣らしていくべきかなと思って、この週末に猫用お菓子を買ってきたんだけどね。
そしてニャンキジも、昨日の晩、遊んでほしいのかニャーニャーうるさかったんだけど、ちょっと忙しくて放置してた。それで欲求不満がたまったのかも……。遊んでやろうとしても、猫じゃらしにはナナ親子3匹がすごい勢いで食いついて、ニャンキジの遊ぶ余地がない。それも問題。今、日本に行ってる友達が猫じゃらしを買ってきてくれる予定なので、それを待ちつつ、やっぱりもっとキャットウォークとか増設しないといかんかなあ。
とりあえず甘えられるときに甘えてくるニャンタ。今日も私の膝で昼寝(暑い……)。いくらいじってもまったくビクともしない男。
ナナ、伸びる
そして一方、昼前に、裏の家の屋根に人が登ってた。たまにあることなんだけど、ナナにとっては初めての経験? エジプト猫みたいになって、めっちゃ見てた。
ナナの顔のアップ写真を前から撮りたいと思って頑張ってたんだけど、近くでカメラを向けるとすぐに頭ごんごん打ち付けてくるので撮れなかった。今日は……
ひげが前向きすぎて、口元が四角くなっちゃって、なんか違う……w
ニャンキジ大脱走
さて、今日は夕方7時ごろに、新しいプロバイダの工事に来てくれた。今までの電話局の10MBから、プライベートプロバイダの電話回線とネット50MBに変更。
そのお兄さんが出入りしているときだったんだけど、ニャンキジが玄関の網戸から外をめっちゃガン見してて、何?と覗くと、前にも見たことのある茶白猫が、ゆうゆうとうちの庭を歩いてた。あー、さっきミゾたちにカメフード出してやったところなのに、あいつがきれいさっぱり食べたんじゃ!? と思って、追い払ってやれと外に出ようとした、その瞬間。
ニャンキジが私の足のあいだから駆け出した! 茶白猫を追いかけて、あっという間に隣の家との境にある塀に飛び乗り、道路へと駆け出す!
あまりの速さに、私は叫びながらあとを追いかけたけど、まったく追いつけない。工事のお兄ちゃん、隣のおじさん(犬連れ)が(たぶん)呆然と見守るなか、私も門を開けて駆け出して、ニャンキジの走っていったほうへと走った。
幸い、2軒ほど向こうの家の前に停めてあった大きなピックアップトラックの下に、ニャンキジはいた。しゃがんで覗きこむと、相手の猫はもうどこかに消え、ニャンキジだけが尻尾をはたきくらいに膨らませて、ウーウー言ってる。トラック大きすぎて、手を突っ込んでも届かない。
そのときすでに帰宅していたダンナも、私の叫び声で気が付いたようで、あとからのっそりやってきた。トラックのこっちと向こうで、ニャンキジを呼ぶが、尻尾はどうにか普通の太さに戻ったものの、そこから動こうとしない。
しょうがないので、私があおむけになりつつ足を突っ込んでニャンキジを向こうへ押し出そうとした。しかしそれでもかろうじてニャンキジに届く程度で、ニャンキジはのんきに私の足の匂いを嗅いでる。が、それでダンナのほうに向いた尻尾に、ダンナの手が届いた。ずりずりと尻尾を引っ張って引っ張り出されたニャンキジは無事にダンナの手に。はーーーーやれやれ。
私が代わってニャンキジを抱っこして、無事に家に連れ帰ったけど、もう心臓止まるかと思ったよ……。
教訓: 外に猫がいるときは、厳重注意!!!! むしろ、出入り禁止!!!
ちなみにカメフードはやっぱりきれいさっぱり食われてた……。