南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

コダカラベンケイ

 庭がジャングルの植木屋、最近インフレが激しいのでしばらく行かないよ、と言ってたのに、先に禁断症状出したのはダンナ。洗車に行ったらすぐ近所ってこともあるけど、また行ってしまいました。
 でもねえ、何だか本当に高い気がするよ。ちょっとした小さな鉢で50、60って。エケベリアとかあったんだけどね。ちなみにエケベリアはどれもuñas de señoritaというみたい。


 で、前回見たけどいまいち話が噛み合わなかったコダカラベンケイ、カメの餌になるという記述を複数箇所で見たし、よく増えるらしいし、見た目も楽しいし、ほしかったんだけど、一番大きな鉢(葉の縁にいっぱい芽を出してるの)は非売品だという。去年聞いたときは売約済みって言ってたけどね。中くらいのは50ペソだという。小さいのもあって、それは40だと言う。
 うーん大きさと値段の比率から言うと中くらいのがお得なんだろうけど、小さいのが小ぢんまりとまとまっていて気に入ったので、まあせっかく来たしこれにしておくか、と購入。ペットボトル(750ml)を切ったものに植わってて、底にあけた穴からすでに細かい根っこが出てきている状態だったので、帰宅後植え替え。



 ちんまいのもついてました。


ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属(カランコエ属)
学名:Kalanchoe daigremontiana
和名:コダカラベンケイ
スペイン語名:(店の女の子によると)Cola de gato「猫の尻尾」
       (ただし前日行った別の植木屋ではまったく別の植物にこの名札がついていた)
常緑多年性
原産地:マダガスカル

毒性について

 カメの餌にするに当たって不安なのが、英語とスペイン語ウィキペディアサイトに、学名の元となった強心配糖体(ステロイド)daigremontianinを含んでいて、子供や小動物には致命的でありうるという記述があったこと。
 まあ実際にカメに餌として与えていて問題があったという話はないし、このステロイドが何にどのように作用するのかが私にはわからない以上、人間(小動物と言っても猫や仔犬など哺乳類を想定するものかもしれず)に毒でも、カメなどの爬虫類には何の影響も及ぼさないという可能性もある。英語でもそれなりに検索してみたんだが、その辺の理解に役立ちそうな情報は見つからなかった。
 とりあえず、うちのカメンコに食べさせるにはまだ分厚すぎるようなので、もう少し大きくなってから与えるかどうかまた考えてみようと思っています。それまでに、このステロイドに関して何かわかるかもしれないし。