カメンコに大邸宅
このごろココナッツハウスがふたつともちょっと小さい感じになってきて、カメンコもそのなかに落ち着いて寝るまでだいぶうろうろするようになった。狭いから気に入らないのか、他の理由かはわからないけど……。
で、ダンナも新しい家を作ってやろうと言ってて、この週末に木材を切ってもらって、普通に四角く作ればいいんじゃ?と。まあそれでもいいけどさ、でも真四角の家ではやっぱり入り口が広すぎて落ち着けないのでは?
そこで思い出したのが、庭がジャングルの植木屋さんで見かけた、軽石を利用した植木鉢。長径25cmくらいの軽石にボコッと穴を開けてあるもので、そこにたぶん適当に土を入れて植物を植えたら、けっこうオシャレな自然な感じになるんじゃないかと。
そこで、二週間ぶり(先週末は行かなかったんだよね)にその店に行って、軽石を物色。これくらいがいいんじゃない? と選んで値段を尋ねると、80ペソとのこと。購入。ええ、もちろんそれだけでは済みませんでしたけどね。
とにかく軽石を持ち帰り、マイナスドライバーでガシガシと、ダンナと交代で真ん中の穴に向けて入り口を作る。これの利点は、カメンコがさらに育って穴が小さくなってきたらまた拡張できること。木材とかココナッツじゃそれはできないもんね。
ついでに軽石の山登りもできるかと思ったけど、それには植木鉢としての上下を逆さまにするので、無理。まあそれも削って登れるようにしてもいいんだけど、カメンコが育つと、この上に乗ってケージのふちを乗り越える危険もあるので、一応それはしないことに。
で、入り口、このくらいでいいかなと(ダンナは狭すぎるだろうと言ったけど、大きくするのはいくらでもできるんだからさ、様子を見てからまた削ればいい)さっそくケージに設置してみた。
このときカメンコはちょうど午後のご飯の最中だったんだけど、ちょっと来て、と入り口に置いてみた。ぴったし〜!
それから用事とかして、少しして様子を見に行くと……。
おおお、ちゃんと入ってるよ! よしよし、気に入ったか?
しかしこのあとまたご飯を食べに出て、ハウスを外からかじってましたけどね。まあ食べられる家ってことで一石二鳥!? さらにそのあと、見たらぜんぜん別の隅にじっとうずくまってたりして、あら〜どうしたの? 中のオムツをチェックしても汚れてないし。と、カメンコをハウス内に設置してやったら、そのままおとなしく寝てたけど。
問題は、ハウスの壁が今のところものすごく分厚いので、カメンコを中に入れてやるとき、上から被せると壁を当ててしまわないかということでしょうか。まあ、軽いもんだし、甲羅に傷をつけることもないとは思うけど。