南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

セダム乙女心

 そして二週間ぶりの植木屋さん、ダンナが「これだけ? 植物は?」と言うと、きっぱり「買いません!」と言えない私も私……。


 で、つらつらと見ていたら、こんなのが目に付いちゃった。
 おおおお、かなり正統派?のセダムだよ。ちょっと下葉がだいぶ黄色くなって落ちてるけど……。いいか、買っちゃえ! なかなか見つからない貴重なセダムだし。と、値段を聞いたら、私には「セセンタ(60)」と聞こえた。ダンナは「セテンタ(70)って言ったよ」と言う。え、ごめん、いくらって言った?ともう一度訊いてもやっぱり私にはセセンタに聞こえ、ダンナにはセテンタに聞こえるらしい。まあどっちにしても10ペソの違いだし、いいか。



ベンケイソウ科セダム
学名:Sedum pachyphyllum
和名:セダム・パキフィルム、乙女心、アツバベンケイ(厚葉弁慶)
スペイン語名:Uñas de señorita「お嬢さんの爪」(エケベリア属だけじゃなくベンケイソウなら何でもこの名前か)
常緑多年性
原産地:メキシコ


 で、持ち帰って、うちにある虹の玉と比べると、その葉っぱの巨大さにびっくり。



 ただし、裏から見るとけっこう下葉が落ちて茎がひょろっと長くなっちゃってるのと、鉢が根詰まりしかけてる(葉が黄ばんでいるのはそのせいか?)のとで、どうしようか思案中。大きい鉢を買ってきてごっそり植え替えるか、それとも茎をちょんちょんちょんと切って植えなおすか。
 調べると、これは葉挿しはできないらしい。そうなの? 虹の玉と大して違わないように見えるのにねえ。まあ一応、一個だけまだ健康なのに落ちた葉はそこらに転がしておきます。


 さらに調べてたら、乙女心は茎立ちするのが普通なんだろうか。まあ私はこれでもいいかなと思うので、しばらく放置してみる。あまりに伸びてきたらまた考えよう。ダンナもこれで気に入ってるようで、しきりと「これ、いいなあ」と言ってるしね。