群生マミラリア、エロンガータ

　そして１９番街に行って私が手ぶらで帰るわけがない！？　いろいろ見て回って最後にサボテンの小鉢が入った箱をもう一度見る。もうだいぶ売れて、残ってるのは半分くらいだけど、その中で一番目立ったの、これどこかで見たことあるよな、ええいもういいや、買っちゃえ。５０ペソとちょい高めだったけど、花も咲いてるしね。

　さて、何だっけな、マミラリアのような記憶があるんだが……と探すとすぐに黄金司がヒットする。でも、トゲの色が違うなあ。それに私のは中刺がすごく長くて、持って帰るあいだにもチクチクとけっこう攻撃的。でも他にそれらしいのも見つからないでいると、こっちのサイトの説明を読んで、まあやっぱり黄金司ことマミラリア・エロンガータ、その亜種エキナリアechinariaかな、と。
　トゲの色は個体差がだいぶあるようで、それ以外の特徴にも一致する。中刺が短いかまったくない、というところで引っかかったけど、亜種エキナリアはそれが長いそうだから。

サボテン科マミラリア属
学名：Mammillaria elongata ssp. echinaria
和名：金手毬/黄金司（ぜんぜん金色じゃないけど）、エキナリアは夕雲雀という和名もあるみたい。
スペイン語名：不明
常緑多年性
原産地：メキシコ