南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

子持ちギムノカリキウム?

 今日はよう〜〜やく二つめのオーダーメイドwテーブルを受け取りに行く予定の日だったので、朝10時ごろに郊外の植木屋さんへ。テーブルはまだ〜、午後2時ごろ、と職人さんに言われてがっかり、じゃあ午後来ます〜と帰りかけて、店の隅のサボテンコーナーでダンナに接木したサボテンってものを見せた。見せてるあいだに目に付いた、比較的状態のいいサボテン、いったんそこを離れてからやっぱりほしくなってユーターン。空き缶に植わったそれを掴んでレジのある小屋に入り、そこにいたお姉さんにレシートを書いてもらったら……46ペソぉぉぉぉ?
 一瞬、買うのやめようかと思いましたよ。46ペソってあなた、普通なら5号鉢とかの普通種の値段でしょ。それともこのサボテン、そんなに特別なの?
 しかしそこはぐっと動揺を抑え(?)、50ペソ札を差し出したら、今度はレジのおばさんが、「それ? そんな値段なわけないわ」と言い出す。そうでしょうそうでしょう。だいたいこのお姉さん、まだ新米だからしょうがないけど前のときもドラセナの種類を間違えて5ペソ多く払ってあとから返してもらったんだよね。
 ところが今日は、そう言われてもお姉さんは間違いないと言うし、言いながら値段表のファイルをめくって、「こっちだとしたら42ペソだけど」とか言ってる。どっちにしても高いなあ……。と思いながらじっと我慢の子で待ってたんだが、レジのおばさんが「午後にテーブル取りにもう一度来ますよね。そのときまでに値段調べておくんで、持って帰ってちょうだい」ですとー。いや、普通は「調べておくのでそれまで保管しておきます」だろうがよ? でもここはメキシコ、うっかり任せたりしたら他の人に売っちゃったー、てなことになりかねないので、お言葉に甘えてお持ち帰り。
 午後に行ったら、なんと、11ペソでしたね。まあそうだろうと思ったよ。マンゴーさんでも同じような空き缶のは10ペソだもん。とはいえ、マンゴーさんのはそこらに転がってる普通種のボロボロになったのをさらに転がしているようなもので、こちらは一応ちゃんと並べて日当たりもよろしく管理しているので、15ペソ20ペソなら納得だったんだけどね。




 トゲが少なくて(4〜5本)太くて、先端が焦げ茶、子株を出して群生するギムノカリキウムなんてあんまりないだろうと思ったんだけど、同定できず……。花が咲くまで待つしかないか。それともギムノカリキウムってのがそもそも間違いかな?
 マミラリアのような気もしてきてマミラリアサイトをチェック。Mammillaria magnimamma というのがすごくバリエーション豊かでなんでこれが同じ種なんだと思うようなの大量に含んでいるんだが、こちらの写真あたりはかなり近い気がする。種の描写もほぼ当てはまるし。ただしイボの間に綿があんまりないところがちょっと違うと言えば違うんだよな。まあ花が咲くまでお預けかも。



サボテン科
学名:
和名:
スペイン語名:
常緑多年性
原産地:


 空き缶の底から根っこがニョロニョロと出ていたのですぐに植え替え。3号鉢に。子株4つもそのまま。