南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

球形ユーフォルビア大手術

 買ってわりとすぐから茶色いシミができていた球形ユーフォルビア、何なのかねえ、とか思いながらずっと放置してたダメ飼い主(?)。スペイン語フォーラムでいろいろ質問するようになって、調子に乗ってこれも訊いてみよう!と思って写真載せたら、カビか、葉焼けか、と言われた。葉焼けはないと思うなあ、そんなにきつい陽射しにいや当ててるけど、そんなに長時間じゃないし、下のほうとかあいだが詰まったところにいっぱいシミできてるし。とするとカビか。
 スペイン在住の人が詳し〜〜〜く対処法を書いてくれたので、いろいろやってみた。



 最初に買ったやつがこんなことになっていた。買った日はすごく綺麗で傷ひとつなかったのに(いや、よく見るとあるか)、シミが出てきて心配だったので、同じのをもう一個購入
 二個目は、今こんなん。



 どっちもよく育ってるよね。シミが増えてても。


 で、掲示板ではまず根っこから腐ってないか鉢から抜いてチェックしろと言われたので、抜いてみた。



 特に異常はなし。
 となると、下から腐ったわけではないので、シミになったところを削ってみることに。




 削る前。削ってちょっと腐った部分が残ってる状態。一応綺麗にし終わった状態。
 しかし、ここまでやるのもけっこう大変で、かなり奥まったところもあるし、全部削るのなんか無理! と最初掲示板でギブアップ宣言。子株を全部外していいですか〜? とか訊いてたんだけど、スペインは夜中でだぁれも返事くれないw 午後のカメンコの散歩のあいだ、カメンコほったらかしでピンセットと紙ナプキンで大手術。ユーフォルビアだから白い乳液が出血するんだよねえ。でも表皮だけのところも多くて、そんなに出血はしなかったけど。
 箇所によって表皮だけが傷んでいるところもあれば、ちょっと深くまで削らないといけないところもあった。



 けっこう深かったところ。


 二個目のは、外側にシミになったところが一ヶ所と、子株の付け根あたりに一ヶ所。
 外のシミは、写真で拡大して見るとはっきりわかるけど、トゲが当たったところからシミが広がっている。



 そうじゃないところもあるんだけどねえ。もしかしてトゲの傷じゃないところは葉焼けだったりして。
 で、びっくりしたのが、外した子株。ポロッと取れるかと思ったんだけど案外手強くて、ぎゅうっとねじって取ったら、すぽんと抜けたんだけど。



 こんな尻尾がついてきちゃった。なんなの、これ。抜かれた親株のほうもあんまりダメージになってないといいけどなあ。


 とにかく、先日たまたま目に付いて一応買っておくか、と思った防カビ剤があったのでちょうどよかった。傷を全部削って、でもそのために植物をだいぶいじり回して握って、それでまた傷がついたかもしれないけど、もうしょうがないよね。




 それぞれに粉を振りかけて、まとめて日陰に置くことにしました。一個目はもう満身創痍って感じで、治っても鑑賞に堪えるかどうかわかんないけど、ともかく元気になってくれればよし。これは放置はしてたけどお気に入りなのです。