南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

サンセベリア・パルヴァの種、落下

 前に結実しているのを発見したサンセベリア・パルヴァ、いくつか実りそうだと思っていたけど錯覚で、結局膨らんだのは最初に見つけた一つきりだったので、熟すのを楽しみにしていた。
 ところが今朝、買い物に行こうとして通りすがりにふと見ると、その種が……ない!? よく見ても、ない。いや、昨日まではあった……よな? まだ緑色だったし、まさかこんなことになると思わず、何も対策してなかった。グリーンネックレスの葉のようにまん丸だったから、コンクリに落ちたらコロコロとどこまで転がるやら、それを踏んじゃったりしたら大変!
 とあたりを探してみたけど、ない。ダンナは週末当番で今日(日曜)も出かけなきゃならないので、時間はあまりない。後ろ髪を引かれつつ買い物へ。途中で思いついたのは、庭に頻繁に来ている鳥たち、サナテかトルトリータが、これおいしいかな?と見つけてくわえて持ってっちゃったのかも!? ということ……。うわあああ。


 で、買い物から帰ってきて、荷物をさばくより先に、パルヴァの雑草だらけになっている鉢の中を掻き分けてみた。
 あった。よかったー。




 そうか、種部分だけじゃなくて、こんなにいろいろくっついたまま落ちたなら、そうそうコロコロ転がってはいかないね、よかった。
 でもこれ、まだ緑色だし、このまま蒔くものなの、それともこれが割れて、中から種がいくつも出てくるものなの? 茎から落ちちゃったから、もう成熟は無理? でも果物だって未熟なうちにもいで出荷して、お店でちゃんとおいしくなるよねえ。どうすればいいのかわからないけど、しばらく置いておきます。


 少し調べてみたところ、やっぱりこれはオレンジ色とか黄色っぽく熟すものらしい。で、鳥とかが食べて(やっぱり!!)少ない果肉部分を消化し、中の種(複数)が糞と一緒に撒き散らされるという仕組み。サンセベリア自体に毒が含まれていて、種も緑のうちは有毒だけど、黄色く熟すと毒がなくなるんだとか。うまいこと考えてるねえ。
 地面に落ちた種は、さらにアリによって地中へ運ばれ、そこで発芽すると。

 問題は、熟す前に落ちてしまった種がどうなるか、なんだけど。まあ一個しかない種が落ちてしまったんだから、今さらどうにもならんわね。しばらく置いて、どうなるか様子を見ましょ。

ダメでした


 こんなふうにぶよぶよになってしまった。
 念のためつぶして中をチェックしたけど、種も腐ってたみたい。残念。でも子株がいっぱい増えてるんだからいいんだけどね。