ミゾッチに深めの池
もうすっかりたらいに馴染んだ様子のミゾッチ、朝はちゃんと三角ブロックの下に入って寝ていたし。朝ご飯はカルシウムをたっぷり練りこんだバナナと、七面鳥肉の缶詰ドッグフード少々、それにトマト。ミゾッコも偏食をこの際直しましょうね、ってことで同じメニューで。そしたら、ミゾッチはバナナだけ、ミゾッコはバナナとドッグフード。トマトはふたりともスルー。ちなみに、クジャコにもトマト一切れやったら、何度も何度もかぶりついてたけど、結局たべ(られ?)なかった。
さて、昨日ミゾッチを入れてみたイワシ缶の池だと、背中のてっぺんが乾いたままになるねえ、ということで、今日少し深めのプラスチック椀を購入。設置してやろうと玄関先に出て行くと……逃亡計画真っ最中?
それとも、ブロックとたらいのあいだにはまり込んじゃってにっちもさっちも行かなくなってるところ?
ともかくイワシ缶を取り出して、代わりに新しいのを入れ、高さを調整するためにカチンコ石を詰めて、ミゾッチちょっと来なさい、と無理やり前に置いてみた。
そしたら、ん〜何ですかこれは? と首を伸ばして新しいお椀の縁の匂いを慎重に嗅いで、回れ右するミゾッコ。
いやいや、まあそう言わず入ってみなさいよ? と無理やりドボンと浸けたら……プカプカ浮いてるわ! それじゃあどっちにしても背中のてっぺんは乾いたままか!? まあこのときは私がちょっと無理やり沈めたんで、背中も上まで濡れたけど。
で、浮いたまま四肢をジタバタジタバタジタバタ……。取っ掛かりがない。うーん。ちょっと2mmほど押してやると、ようやく両腕を縁にかけることができて、ほっ。
お母ちゃん、なんでこんなひどいことするのよ〜! と抗議の視線?
そこから今度は縁を乗り越えようと、うーんしょ、うーんしょ、と頑張るが……。
やっぱりどうしても最後のひと踏ん張りができないねえ。ここでももう一度、2mmほど押してやると、あっさり前へ、ゴトン。
まあミゾッコも最初は、ジタバタしながらだんだんスムーズに上がれるようになっていったしね、あんたももう2mm足が伸びたら行けるよ、たぶん。だから頑張ってしっかりご飯食べて成長しなさいね。
翌日、上がれるように
翌日曜日の朝、買い物に出かけようとしたらミゾッチが池の中。ダンナは「あがれないぞ〜」とまた過保護発言をしたけど、縁に手をかけることはできてるようだし、顔も出せるんだし、溺れたりはしないでしょ。日が当たってるけど、煮物になるほどでもないし。と放置して、買い物から帰ってきたら、ちゃんとブロックの下にいた。
そのあと、クジャコたちの水槽の掃除をしていたら、また池に入って、自力で上がってたけど、わりとあっさり達成。すごいね、やればできるようになるもんだね。