南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

イグコのケースの紫外線透過をチェック

 イグアナのビタミンD3とか紫外線とかについて、基本的にリクガメと同じなんだけどね、改めていろいろ読んでいて、気になった。今使ってるイグコのケースはアクリルだと思うけど、実際どれくらい紫外線透過しているんだろうか?


 紫外線がきつすぎてもイグアナにはよくないという記述もあるし、こんがり焼くつもりはないけど、しかしやっぱり太陽光が成長には欠かせないってのは揺るぎない事実。
 ネットでアクリルと紫外線について調べてみても、紫外線透過アクリルなんてものもあれば、紫外線カットアクリルと称するものもあるし。
 そんなの探すより、そうだ、紫外線測定器があるんだから測ればいいじゃない!


 まずは、イグコケースをいつも置いている椰子の葉陰の、ケースの外で。


 紫外線A(左)とB(右)。木漏れ日だけど、Aはそこそこの数値、Bは弱いけどゼロではない。


 同じ場所で、ケースの中。


 紫外線Aは半分に。ただしこれは角度とタイミングが悪かったかも。Bも少し減ってるけど、透過してるね。


 まあこれで、ケース内でもそれなりの紫外線を浴びることはできていると安心したんだけど、木漏れ日だから計測があまり正確とは言えない。参考までに、もうちょっとしっかり測っておこうと、ケースをがんがん直射日光のところへ持ち出し。イグコ、ちょっとだけ我慢してね。


 直射日光下で、紫外線A、ケースの外と中。


 外で45、中で32(単位はW/m^2)。透過率は71%ということ。


 直射日光下の紫外線B、ケースの外と中。


 外で1.3、中で0.5、透過率は38.5%と、紫外線Aよりはだいぶカットされている。
 それでも、紫外線ランプよりは多いのかな。どこかで紫外線ランプ計測比較しているサイトがあったけど、太陽に比べて気休め程度しか紫外線出てなかったしね。
 幸いここでは寒すぎるということはなかろうから、できるだけ長時間外に出して、木漏れ日でやんわりと日光浴をしてもらうことにしようかと。




 木漏れ日の、光と影。