南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

カエルの生存競争、勝者は5匹+1匹

 今月13日に、カエルとオタマを一緒のケースにしたときは、それぞれ4匹と6匹だった。
 その後、蚊が大量発生して蓋を開けられなくなり、どうなってるかなあ、と思いながらも密閉状態(霧吹きで水だけは補給してたが)。
 蚊はカエルたちに食われたのか、それとも餌がないから自然消滅したのか? 寿命にしては短いと思うんだけど、今日見たら、残り一匹くらいだったので、蓋を開けてみた……。


 朝早くに開けてざっと見たときは、すでに少し大きくなったカエル3匹と、上陸したばかり(から成長してない?)という感じの8mmサイズのが一匹。この一匹は、まだ寒いからか、それとも弱っているのか、触ってもあんまり反応がなかった。それと、すでに前足も出たオタマが一匹。
 とりあえずそのまままた蓋をして、温かくなる10時半くらいにもう一度、徹底的にチェック。そしたら……確か朝見たはずのチビは見つからなかった……。どこかにうまく隠れていたのかもしれないけど。


 で、発見したのは、それなりに育った5匹。色合いや模様も個性が出てきて、慣れれば区別もつけられそう。まだオタマの一匹と合わせて6匹いるとして、4匹は生存競争に負けてしまったんだろうか。

一匹目

 わりと模様がはっきりして、よく飛び跳ねるヤツ。


 プラケの壁にばかり飛びついていた。

二匹目

 頭が少し赤っぽいヤツ。背中も黒っぽくて模様があまり見えない。

三匹目

 植物の茎に隠れたつもりのヤツ。あとで、隅っこにへばりついてた。


四匹目

 土に半分埋もれているヤツ。

 たぶんこれが一番体が大きかった(目視での比較のみだけど)。ので、持ち上げようとしても、他のみたいにピョコピョコ飛び跳ねず、もっさり。隅のほうへ歩いていった。

 ピンボケだけど、背中の模様が一番よく見えるので。
 それから手にとって握りこむと、かなり暴れていた。おとなしくなるのを待って、そうっと手を開いて撮影。

 うーん、やっぱり、背中にいぼいぼがあるよねえ。ツリーフロッグとは違う種類なんかしらん。
 いろいろなブログを見ていたら、ニホンヒキガエルのオタマからカエルになりたても8mmくらいだそうで、その写真とか見ると同じに見える。カエルってそんなもん? でもヒキガエルは慣れるというし、いろいろ見ていてめちゃかわいかったので、この子たちがヒキガエルなら、それはそれで嬉しいかもー。
 でも手に乗せて撮影してたら、ものすごい跳躍力で跳んだ。手はケースの中だったけど、もしかして外まで跳んだ? と思うくらいパワフルだった。たぶん、ケース内に戻ったとは思うけど。
(調べてみると、ヒキガエル上陸したてから一年未満くらいのチビはよく跳ねるんだとか。へえー。でも垂直な壁にへばりつくのはやっぱり無理かなあ?)

五匹目

 葉っぱに挟まってにっちもさっちも行かなくなってるヤツ。

 手前ね。向こう側には手に取る前の四匹目が写ってる。


 というわけで、ひとまず、ショウジョウバエも尽きたようだし、ボウフラがまた少し湧いてたけど数えるほど。でもミゾヤマガメの餌にした果物にショウジョウバエがたかっていたので、腐りかけのバナナを小さい容器に入れてカエルケースに設置し、ケースのてっぺんの小さい蓋を開け放しておくことに。これでハエやら虫が入ってきてくれるといいな。カエルはたぶん出ていけないと思うし。壁を登る技術はあるようだけど。


 人間用の肉から出たクズ肉をピンセットでカエルたちの前にちらつかせてみたけど、反応なし。動かし方が悪いのか、ピンセット込みででかく見えるのか、肉そのものがでかすぎたのか……。肉に餌付いてくれるといろいろ楽なんだけどなあ。うちの庭、本当に虫がいない。アノールたちが根こそぎ食ってるに違いない。それはそれで嬉しいんだけどね。
 む、でっかいアノールがケースに入り込んでカエルたちを食ってしまったり……しないかなあ? 自然界のことはまだまだいろいろわかりません。