南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

イグリンコの鼻をくすぐる

 イグリンコ、昼ご飯を作りに台所に行くとき、いつもの癖でどこにいるかなと中庭を覗くんだが、今日は、昨晩いたモンステラの葉陰に……いるよな? とよく見えなくて、何度か確認しながらご飯を作ってた。


 ダンナが帰ってきてご飯を食べて、お皿を台所へ持っていこうとしたとき初めて気がついた。イグリンコ、洗濯機の上でフリーズしてるわ!

 いつから? なんで? 台所のドア越しに覗いてたとき、すぐ横にでーん!といたのに気付かなかったのか? それとも食べてるあいだに出てきたのか? わからん。


 で、とにかく午後出かける前にイグリンコのご飯を用意して、菜っ葉を一枚だけ刻まずそのままにして、ドアから出る。これまで、ご飯を置くとき必ず菜っ葉の切れ端を2枚、イグリンコの鼻先に置いてやるようにして、最初は20cmの距離に、徐々に15cm、10cm、5cm、3cmと詰めていくという、涙ぐましい努力を続けていた私。イグリンコは少なくとも驚いて逃げ出したりはしないでじっと見てる状態だった。


 今日は、洗濯機の上、私の胸の高さ、向き合って30cm。刻んでない菜っ葉を差し出してみた。鼻先3cm、食べる? ゆらゆら。見てるけど、食べない。でも怯えてるふうでもない。じっと待ってみる。菜っ葉で鼻先をコチョコチョしてみる。平気ではあったけど、食べてもくれなかったよ……。

 5分くらい粘ってみたけど、諦めて、菜っ葉は洗濯機の上に置いて出かけた。



 食堂の窓から見たところ。



 台所の窓から覗いたところ。


 そう言えばこないだ見たとき、えらいオレンジ色になってるなあと思ったけど、今日はそうでもなかった。腕とデュラップが少しオレンジなくらいか。これも時間単位で変化するのかもね。


 まあ菜っ葉でくすぐっても動かないくらいに慣れたってことで、これも進歩かな。手から食べてくれる日はまだ遠そうだけどね。
 図書館から帰ったら、洗濯機の上に置いた菜っ葉はきれいに消えていた。

寝こけるイグリンコ

 ちなみに、夜9時ごろ帰ってきて中庭の電気をつけて出ていっても、イグリンコはたいていぐっすりと眠ってて目も開けない。
 このごろゴキブリ対策で、食べ残しはきっちり引き上げることにしてるんだけど(前はそのままにしてたら翌日食べたりしてたもんで……)、数日前、見ると、菜っ葉の切れ端がイグリンコの尻尾の下敷きになってた。先端から20cmくらいのところ。これ、取ったらさすがに目が覚めてパニックになったり……するかなあ? と思いながらそうっと引っ張ってみる。けっこうがっつり乗っかってて、ちょっと引っ張ったくらいじゃ動かない。ずりずりずり、とだいぶ強く引っ張って尻尾の下から抜いたんだけど……イグリンコは目も開けてなかったよ、おい。
 うーむ、もしかして眠ってるあいだは触り放題……ってなことはないだろうが、どうなんだろ? とはいえ、こんなに安心しきって眠ってるところを、パニック起こすような脅しかたをしたらまた振り出しに戻ってしまうしなあ。
 と思いつつも、誘惑に屈して、尻尾の先っちょをピッと触ってみた。そしたら、尻尾の先が、ピクピクっと痙攣するように動いたw でもイグリンコは目を覚ましていない。
 とにかく尻尾の先に触れたことだけで、一応満足して引き上げた次第。