南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

イグコ、ご飯をねだる

 イグアナって、ぜったい猫だよねえ。


 しかしまずはその前段。昨日(土)の昼ごろ出かけて(留守にするときはカメンコとイグコのいる私の部屋のドアは閉めて、ワンコと間違いのないようにする)、帰ってきて、私の部屋のドアを開けてみると……。

 ちょ……ッ! いきなり床散歩の真っ最中ですか? ワンコが私と一緒に駆け込んでなくてよかったよ。
 どうしようかと迷ったけど、左腕にタオルを巻いて、菜っ葉で釣って、腕に四本足が乗っかったところでそろりそろりと持ち上げて机の上に戻したら、案外あっさり戻ってくれた。


 それからまたたっぷりご飯を食べて、パソコンの裏で日向ぼっこして、といういつもの日課
 私のほうは、ちょっと切羽詰まってきた書き物を少しでも進めておくか、図書館でできない調べものとか、とノートパソを机に広げ、辞書なんかを引っ張り出して、うーーーーん、と集中していると……出てくるイグコ。こういうとこ、すごく猫じゃね?
 で、いつものように机を横切って、元カメンコケージのところに置いた菜っ葉を食べにいけばいいのに、なぜかこういうところへやってくる。


 あれ? タオル巻いてなくても、腕に乗るの? いや、私のほうは爪が食い込んで痛いんですけどね。タオル巻いてると暑いから、どっちがマシかはわからないけど。
 で、じいいいっと私の顔を見るイグコ。ご飯ですか? しょうがないから、辞書を脇へ押しやって、菜っ葉を引っ張りよせて食べさせる。一枚丸ごと差し出してもまあ食べるんだけど、そのうち食べなくなって、私が適当な大きさにちぎって差し出すのを待つようになる。片手じゃちぎれないから、イグコを乗せたままの左手を不自由に動かしつつ、ちぎってはやる。


 とりあえず、ノートパソのキーボードは踏まないでほしいので(テキストめちゃくちゃにされると困る)、懸命にガードしてます。
 こうやってひとしきりちぎってはやり、ちぎってはやり、して。差し出した切れ端を、食べないイグコ。ほら、菜っ葉もっとあるよ? と言ったら……イグコ、首をぶんぶんと左右に振った。そして、方向転換して、パソコンの裏へ。


 イグコの左右に首振り、これまでも何度かあったんだよねえ。ダンナにその話をしたら、どんなときにするんだ、と言われ、うーん、よく覚えてないけど、と情けない返事をしたのだったが。
 どうなんだろう、今日のはたまたまか? いやいやをしたのか? もういらないって意思表示か? 今後も観察を続けます。