南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

パパイヤの実生あれこれ

 昔、裏庭に突然パパイヤの木が生えてきたことがあった。パパイヤって雄株と雌株があって、実がなるのは当然雌株のみ。楽しみにしてたら、エメラルドグリーンのイグアナ幼体がそこを住処にしたりして、メキシコの隅っこブログでネタにしたこともあったっけ。
 でも結局それは雄株で、まあ邪魔だしと引っこ抜いておしまいに。


 今、イグコやイグリンコのご飯にパパイヤをしょっちゅう切ってて、ふと思った。この種、蒔いたらパパイヤ生えるよね? 実がなるほどまで育てるのは無理としても(地植えにすれば行けるかもだけど)、パパイヤの葉っぱ食べられるんじゃね? カメンコも、パパイヤは食べなくても葉っぱは食べるかも(・∀・ )っ/
 ちょっと前に(て1月だけど)カメンコにと思って、古い野菜の種を根こそぎ蒔いてみたことあったけど……全滅だった。なんか、何千年前の種が発芽したッ!とかニュースで見るから、種って永遠保存のような気がしてるけど、まあ普通はダメで、だからこそニュースになるんだろうな……。
 で、そのプランタがまた雑草ばっかりになってるし(その雑草も食べるからいいんだけど)、そこに育ててみようか、と、切ったパパイヤから種を取って、丁寧に穴を開けて埋め込んで……、でも多すぎて余ったのは隣のプランタにぽいっと投げ込んだ。


 ところが、丁寧に蒔いたパパイヤ、ぜんぜん発芽しない〜。うーん、何がいかんかったのかなあ、乾燥には気を付けたつもりだったんだけど……と思いながら、ふと隣のプランタに見慣れぬものが生えているのに気付いた。

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 なんぞ、これ。まさか、捨てたパパイヤの種が発芽したのかッ!? 凹んだねー、さすがの私も凹んだねー。何なのよ、それ。
 よく見ると、捨てた種がからからに乾いて転がってるのもあって、それはこんなふう。


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 あー、これパパイヤの種だったのか! ときどき庭に転がってて、何だろうなと思ってた。鳥とかが食べて落としていったものだったりしたんだろうか? 湿ってるときはつるんと丸いけど、乾くとこうなるんだねえ。

 しかしこれは沽券に係わる!! ってわけじゃないけど、リベンジだぁ〜〜。何しろパパイヤは二日に一回は切るわけだからw
 切って転がり出たパパイヤの種から、厳選。大きくて黒くてむちむちで、おおお、すでに発芽?発根?してるのもあるじゃないか!

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 君は有望株、きっと元気に育ってくれるに違いない、とか言っててダメだったら本格的に凹むけどさw


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 これが、厳選に厳選を重ねて選び出された種たちだッ! 8個、陶器の立派な鉢に、きっちり穴を開けて、しかし今度は浅めに植え込んだ。机の上に置いて、目を離さないぞ、水を切らさないぞ!  と意気込んで……ええと、何日目だっけw 少しずつ種が持ち上がってきてる(少なくとも有望株くんは)から、そのうちと思うけど、室内じゃ暗すぎたりしてw


 そして、そんなことをしている間に、外のプランタでは。

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 おおおおっ! てか、これももしかして後日パパイヤから出てきた、すでに発芽(発根?)ずみのを植えたやつ? それとも、前のやつ? 両方かも。


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 こんなふうに、種自体が持ち上がってきてるのもある。首をもたげているのは、すでに午後見たら双葉を開いてたり、展開が早いよっ!
 最初に発芽したのは、もうこんな。そのすぐ隣にももう一個。

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 最初は、これがパパイヤじゃなかったらどうしようと思ってたけど(だから記事にするのも控えてたw)、まあもう間違いないよね。いっぱい、元気に育っておくれ。


 そして一番の問題は、パパイヤの葉っぱをカメンコたちが食べるか? ということなんだけどね……w