オカモンたち、リリース

　オカモンたち、やっぱりかなり難しいです……。
　そもそも、落ち葉とか地面に近いところに生息しているオカチョーさん、ウズモン、コクリンたちに比べて、オカモンたちは植木鉢を並べてる木のテーブルの上とかコンクリの上とか植木鉢の外側・内側、植物の上、なんかにいる。落ち葉や地面のじめじめした環境ではなく、もっと風通しがよく広々したところが好きなのかも。
　卵もゼリーに包んで産むことを考えれば、それも理に適ってるよね。

　そうだとすると、ケースのなかで飼うってのはけっこう厳しいのかなあ。気がついたら、たぶん８月初めに確認した一番大きいのと、え、いつ生まれたの？ってくらいちんまいのの２匹しか残ってない……ような気がする。

　卵殻に乗ってる、いちばんでかい子。

　奇跡的に、一発でピントが合った、ちんまい子。
　これ以上死なせても意味ないので、庭に放すことにした。

　卵殻に載せて、それごと、植木鉢のあいだに。置いてからカメラを取ってきて戻ったら、もう大きい子は卵殻の裏に回りかけてた。そのあと見ると、二匹とも卵殻の内側に避難して、じっとしてた。他のオカモンたちと一緒に、元気に育つんだよ〜〜。