ニャンコとイグコの対話

　昼ごろ、イグコが本棚の上で向きを変える物音にニャンコが気付いた。そういえばあんなのがいたんだった！　と思い出したのか、そっちへ向かうニャンコ。枝を登りそうにしたので、慌てて外す。

　まあそれでも金網に足をかけてよじ登りそうだけど……。そこまではしなかったけどね。

　そのあと、イグコも何事もなかったかのように下りてきて。

　お控けぇなすって。

　ニャンコがじわじわと（と言ってもまだ思ったほど成長はしてないけど）大きくなってきてるので、力関係がどうなるかなあとまだ不安だけど、イグコの迫力は負けてないよね。
　このあと窓辺のほうまで出てきたイグコにお給仕してたら、ニャンコがまた気付いて近付いてきて、私の手をはさんで枝の上で対面してたけど、食事中だからね、邪魔しないでね、と言い聞かせると、なんかすんなり下りてった。で、床で寛いで寝てる振りしながら目はらんらん。それを私が見下ろすと、見てませんぜー、みたいにこっちに背中を向けて寝たふりするけど、またすぐ寝がえり打つ振りでこっち向いたりｗ