南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

センコ、テープを剥がす【追記あり】

 センコが足に怪我をしたのは10日ほど前のこと。ひとまず骨折ではないことを獣医さんと確認し合い、テープで患部を留めて、様子を見ていた。1週間ほどもすると、片足の状態に慣れてきたようだった。
 で、夜は暗くなると不安らしくて籠のなかでバタバタと暴れるので、小箱に閉じ込めて寝かせていたんだけど、そのために捕まえて押し込んで……の作業も危険を伴うし、慣れてきたから大丈夫かなと、ここ3日ほどは夜もそのままにしていた。電気を消してしばらくはバタバタするけど、それもどんどん少なくなり、昨日の朝は私が部屋に出ていくと大きな声でさえずった。久し振りだった。今朝も同じく、そして日中にも何度か鳴き声が。おお、ご機嫌になってきたねー、よかったよかった、と思ってた。


 んで、さっき籠を覗き込んでセンコを見て、気付いた……テープが剥がれてる〜〜〜! そういえば今日の午後、なんか変なものがウンチにまみれて落ちてるなとは思ったんだけど、敷いてるキッチンペーパーが破れて折れ曲がったものかと思ってた。
 で、センコの右足はというと、事故当日みたいにぶらぶらしてなくて、テープで固定していた角度よりやや開いた位置で止まってる。センコが着地して体を浮かせている(足で立ってる)状態だと、左足に体重をかけ、右足は床に触れるかどうかという感じでバランスを取るには役に立ってる感じ。


 ということは、少しは治った? このまま様子を見て、リハビリさせたほうがいいのかな。自然にリハビリできるのか、それとも少し外から動かしてやるほうがいいのか? でも下手に力をかけてまた傷めてもイヤだしなー。
 ひとまず明日、獣医さんに相談してみる予定。あてにはならないけど。
 でも、思ったよりずっと早く回復してるみたいで、ああああ、よかった〜〜〜〜。

やっぱり固定

 ワンコの散歩から帰ってきてセンコの様子を再び見たところ、飛び回った際のはずみでか、怪我したほうの足が後ろに向けて伸びてしまってた(尾羽に引っかかってた)。
 捕まえて(だいぶ敏捷になってて苦労したけど)患部をチェックしてみたところ、怪我当日よりはずっとぶらぶら感がなくなって、左右にも自由に動いていたのがなくなってる感じ。とはいえ、前後(本来の可動方向)への動きはまだ緩いというか、関節が弱っている様子なので、念のためもうしばらくテープで固定することに。
 センコには不自由かけるけど、治りきってないのにまたどこかに引っ掛けて……とかになると怖いからね。1週間ほどしたら、剥がしてみるつもり。

翌日の写真と動画

 撮ったので、参考までに。

CIMG5312

 わりと普通に枝に座れるようになった。ただし、直角じゃなくて平行にw

CIMG5314

 右足のテープを気にしてるところ。

 こないだ、頑張って頑張ってどうにか枝に数秒静止していられるようになってたのから見ると、格段に上達したよねー。


 ちなみに、獣医さんには電話で報告したら、びっくりしてたw やっぱりこのままダメになるかもと思ってたっぽい。まあその可能性もあったよね。センコのメンタルが頑丈でよかったw


 そういえばドイツで飼ってたセキセイインコも、買ったところ(ブリーダーさん)で入れてくれた紙箱から取り出して籠に移すとき、するっと手をすり抜けて窓ガラスにバーン! あのときは頭真っ白になった……。見たところ外傷はなく、普通に枝に止まってたけど、まったく反応しなかった。翼をつまんで広げても、足を引っ張っても、されるがまま。もちろん餌も食べない。水を飲まないと死んじゃうと思って、指先に水滴をつけてくちばしの端から吸い取らせると、そのときだけは喉を動かして飲んだので、ひたすらそうやって水分補給した(スポイトを使うという知恵がなかったなー)。そういえばあの時は、獣医さんに連れていこうって発想もまるでなかったなー。んで、何日かそんなことをやっていると、だんだん意識が戻ってきて、自分で動くようになり、餌も食べるようになり、すっかり回復した。数年後、父親に会ったときその話をしたら、普通そんな状態になったら死ぬけどなあ、と軽く言われてびっくり。でも、動物の回復力ってけっこうすごいよな、とつくづく思います。