イグリンコの「愛」の証しw
今日はバレンタインデー。私が日本にいたころは、女の子が男の子に告白の意味でチョコをプレゼントする日だったのに、まあ義理チョコってのもかろうじてあったけど(クラスの女子全員からクラスの男子全員にとか、めんどくせーーー!って言いながらやらされてたなあ)、なんか今の日本ではスイーツを作る日なんだか何なんだかよくわからないモノになってる感じ。
そしてメキシコでは最初っから訳がわからない日である。愛がだーーーーーい好きなメキシコ人たちは、拡大解釈もいいとこのユニバーサル愛情と友情の日で、それだけじゃ足りなくて、2月=愛の月になっちゃってるしね。
うちの子たちのよその人への反応
で、今日は20年来の友人で、昔のかかりつけの獣医さん(15年以上前に亡くなった)の奥さんと久し振りに会って食事に行くことに。バレンタインデーだったのはたまたまなんだけど。で、その前にうちに立ち寄ってもらった。獣医さんの奥さんだから、昔から犬猫を何十匹と飼ってて、今は猫6匹と犬15匹だけなんだそうな。昔から、そこの家は入るともうプンプンと犬猫の匂いが充満している。うちもきっと、私たちはもう慣れちゃって気付かないけど、匂ってるんじゃないかなあと思ったりする。
さて、ワンコは最初ちょっと吠えて、あとはおとなしくなって、しまいには彼女にお手を何度もして愛想振りまいてた。ニャンコは人見知りなのですっ飛んで逃げ、ニャンタはそろそろと近付いて彼女の足の匂い(きっとさまざまな犬猫の匂いがw)を嗅いでいた。で、私がひょいと抱き上げて彼女に見せようとしたら……シャーーーッ! と思いっきりの威嚇。すいません……。ま、それで怒ったり嫌がったりするような人じゃないからよかったけどね。自分のペースで近付きたいのに、いきなり抱き上げて近付けた私が悪うございました。
私の部屋に入ってカメンコを披露。カメンコは毎度のことで、まったく平気。でも奥さん、「噛まれるわよ〜、んで、いったん噛みつくと放さないらしいわよ〜」。それはスッポンでしょ、これはリクガメですw ぜんぜんぜんぜん噛まないからw
で、イグリンコはそのときちょうど古椅子のところでご飯を食べてたようで、あれがうちの大イグアナ、と紹介すると、奥さん、うわあと歓声を上げて一歩近付いた、ら……(距離はそれでもまだ1メートルくらいあった)。イグリンコ、思いっきり尻尾を振り上げ、威嚇の息を吐いた! そしてみるみるオレンジ色に。あとでダンナと話してて合意に達したけど、たぶん彼女のまとっている犬猫の匂いに反応したんじゃないかと。他人だからっていうだけであれほど反応するとは思えないんだよね。そりゃ、イグリンコのいた位置とか体勢とかが不利だったり、カメンコを一緒に見て緊張してたとかってこともあるかもだけど。でも友人のお子さんが近付いて触っても平気だったしなあ。
イグコはパソコン裏のアダプタでお腹あっため中で、特に反応はなかった。
あと、センコを披露し、外カメたちを案内し、そこでちょっとドッキリな発見をしたりしつつ(それについては明日)、あとは食事に出かけておしゃべりして過ごしました。
イグリンコ、私に登る
食事から帰宅してすぐにダンナは2泊で出かけてしまって、私はのんびり家でイグリンコと昼寝。イグコは私の部屋の窓辺で日向ぼっこしてたのでいいことにして、イグリンコだけ寝室に連れてったんだよね。そして日がガンガン当たってるベッドで昼寝する私、人間としてどーなのよw ニャンコも反対側で、逆川の字みたいになって。
んで、気がついたらもうだいぶ日の当たる場所が変わってて、イグリンコのいたところが影になってた。んで、私のお腹には日が当たってた。イグリンコ、ぺちぺちと舌で匂いを嗅ぎながら(私も友人を迎えに行ったとき、そのお宅でワンコたちとたわむれてきたからいろいろ匂ってたと思う)、おもむろにお腹に乗ったー!
無念、カメラを持ってきてなかったし、ダンナもいない。イグリンコに馬乗りになられて幸せってのもどうよ、と思うけど、サイコーのバレンタインデーのプレゼントだったよ〜♡
イグリンコ、自力で部屋に戻る
しかしそれもわずかな時間で太陽がまた移動してしまい、イグリンコがお腹から下りたので、私も起き上がる。なんかイグリンコ、今度はニャンコに近付いてるしw それを撮ろうと、カメラを取りに部屋に行くと、私の部屋では……
ニャンタとイグコが、当然みたいな顔して一緒に寝てたw
そして寝室ではこのとおり。
ニャンコ、寝てるふりして実は薄目開いて見てるんだけどw
さりげなくイグリンコの後ろ足にタッチしたりして。
何の話をしてるんだろうねえ?
このあとニャンコは生あくびをして、イグリンコにチューしてたw イグリンコのほうは嬉しそうでもなかったけど。それからベッドの上をウロウロし出したので、部屋に戻ってご飯食べたいんだろうなと思いつつ、連れ戻そうと背中を差し出してみたりしたけど、自分からは乗ってこない。じゃあまあいいや、と放置してみたら、ベッドから下りて、自分で部屋に戻っていった!
ちょっとまたカメラを手放していたので、取って急いで戻ったときにはすでにイグリンコ、部屋に入っちゃってたけど。そしてそれを追うのは、とっくに起きてきたニャンタ。
ワンコも、え? なになに? イグリンコがどうしたって? と見に来る。わーよかったね、と言ってすぐに立ち去るワンコ。
イグリンコはなぜか私の部屋で、こんなところを……
無理やり通り抜けようとする。ちょっとちょっと、そうでなくともぐちゃぐちゃなクレストが……ていうか通れてないしッ! 椅子を持ち上げてやりましたよ、まったくもう。あ、ちなみに今朝はこの椅子の座面にウンチとおしっこしてくれやがりました。なんでよりによってそこでするんだッ! 昨日とおとといはちゃんと枝にぶら下げたおしっこ受けにやったじゃないか! 叱りつけながら掃除したけど、通じたかなあ? 愛の日だから通じたと思いたいw
それから、ご飯を食べに。
それ、カメンコの餌ですけどね。ニャンタが、尊敬のまなざし?で見ている。イグリンコおじちゃん、すごい勢いで食べるねえ!
そんなにおいしいのかな?
よーし、ちょっと食べてみよう! って、食べなくていいから!
そんな二匹を、枝のうえにボールパイソンみたいに振り分けて横たわりながら見下ろすニャンコと、自分の餌が食われているのに、隅っこでのんびり休んでいるカメンコ。ま、あとで食べてましたけど。