自由自在イグコ
イグリンコもずいぶん自由に家のなかを歩き回るようになったなあと思ってたけど、イグコは自由すぎッ!ってくらい平気で家じゅうを歩き回ってる。
今日は本棚のうえの寝床から下りてきたら、昨日のカメンコご飯の残りをちょっと食べ、寝室へ日向ぼっこに。存分に日向ぼっこをして体が温まったら、中庭へ。イグリンコと違ってさっさと出ていく。
モンステラの葉っぱをちょっとかじり、盛大にトイレをして(このごろイグコのウンチのほうがイグリンコのよりはるかに太くてでかいんだよな……)、またずんずんと家のなかへ。どこに行ったのかと探すと、ベッドのわずかな残照に。
そのころには新しい菜っ葉と、今日はカラバサ(ズッキーニ)をまるまる一本切って、半分をカメンコに、もう半分をイグリンコとイグコのお皿に入れてたんだけど。
さあ、カメンコを部屋に戻そうか、と前庭からカメンコを抱えて戻ってみたら……イグコはすでに私の部屋にいて、床に置いたカメンコのお皿からカラバサがきれいさっぱり消えてた……。んも〜、あんたのは椅子のうえに置いたでしょ! とそこに残ってたカラバサをカメンコのお皿に置き直してやったんだけどね。そして椅子のうえの皿を床に置いて、イグコにはこっち、とカラバサで誘導。
さあ、カメンコも食べようか。
と思ったら、カラバサ泥棒が。
菜っ葉も食うぜ! でもカメンコも気を取り直して、のっそりと食べ始め……
た、その鼻先にあるカラバサをイグコが発見。
食べる食べる。カメンコ、完全に負けてます。
この悪党面w
え、何か問題でも? ってあんたねえ、カメンコは結局、一口もカラバサ食べられなかったじゃないよッ!! だったら一本なんてケチなことせず、二本でも三本でも切れや、ってか? 今カラバサは時期じゃないから、いいのが少ないし、高いんだよッ!
そして、食ったあとはまた寝室へ行くイグコ。ちょっとちょっと、もう日は射してませんが? と見に行くと、どうもまたクーラーのうえで寝たいらしい。でも何となく上がりかねてその辺をウロウロ、アイロン台のうえの洗濯物の山に乗って、棚のうえを見上げていたので、そんなところに上がられるとまたややこしい、こっち来てごらん、と洗濯物ごと抱っこして私の部屋へ。
ほーら、本棚に金網がついて登りやすくなったでしょ?
と見せたら、バリバリと一気に登ったわw これがあれば、本がボロボロにされずにすむだけでなく、あのスポンジを巻いた枝も不要になるかもね。もうスポンジがもろもろで、イグコが昇り降りするたびにかけらが降ってくるしさ。