南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

新規多肉、クラッスラ若緑と銀箭

 今日も友人のお供というか、連れていってもらって植木屋さんへ。そしてついに、こないだから気になってた多肉を2鉢買っちゃった。各50ペソ。
 一個は、本に載ってたなあと思って探すとすぐにわかった。やっぱりクラッスラだったか〜、若緑ね。杉の葉っぱみたいだけどな。

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 クラッスラと言えばここで見つけるのはゴーラムばかり、それも2回ほど買って2回ともすぐに葉っぱがボロボロと落ちていって死んでしまった……。だからここの気候ではクラッスラは無理だと思ってた。本当はあのぎっちりと葉っぱが積み重なった幾何学的な感じのが好きなんだけどなー。
 で、これもクラッスラだったら、またすぐに……と思って迷ってたんだけど、植木屋さんでは元気みたいだし、まあ久し振りに挑戦してみるか。

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 これも、うんと小さいけど、私の好きな葉っぱが積み重なった感じ、あるしねー。


学名 Crassula lycopodioides var. pseudolycopodioides
ベンケイソウ科クラッスラ属
和名 若緑(わかみどり)
常緑多年草
原産地 南アフリカ


 そしてもう一つはセダムかなー、でも毛が生えてもこもこしてかわいいなー、と思って買っちゃった。

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 セダムも物によっては一定期間元気に育って、そのあと消滅、というパターンがほとんどだったけど、これは植木屋さんで元気だし……。と思ったんだが、帰ってから探すと、これもクラッスラかッ!

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学名 Crassula mesembryanthemoides
ベンケイソウ科クラッスラ属
和名 銀箭(ぎんせん)
常緑多年草
原産地 南アフリカ


 で、ゴーラムの二の舞三の舞にならないよう、クラッスラの育て方を調べる。耐暑性は高いと書いてあるところがほとんどだけど、ここでの感覚から言っても猛暑のこの日々。クラッスラにはたぶん厳しいと思う。それでいろいろ探していたら、やっぱり「暑さが苦手」と書いているこのページ発見。若緑も銀箭も書いてあることはまったく同じで、夏の世話の仕方を見ると……

栽培環境    半日蔭の風通しの良い場所を好みます。雨水にあてないようにします。
水やり     断水を心がけます。葉が萎れてきたら夕方に土の表面が濡れる程度サラッと与えましょう
病気     品種によって黒班病が出ることも。黒班が出てきたら極力水やりを控え、より風通しの良い環境があれば移動します。それによって枯死する事は稀ですが、黒班が出た部分は治りません。
害虫     ワタムシ、カイガラムシ、夜盗虫、アブラムシなど。いずれも浸透移行性の殺虫剤を撒いておくと予防、駆除ができます。季節の変わり目に撒くと有効です。
植物の状態   休眠中の為、弱々しい状態になる品種もあります。
植え替え・カット芽挿し この時期は植え替え、カット芽挿し共におススメできません
ポイント    夏場の水やり注意点として、ロゼット型で葉の間に水が溜まりやすい品種は水が溜まった部分が傷んでしまう場合がありますので底面給水をすると良いでしょう。

 おおおー! 表面が濡れる程度の水やり! え、それって根っこが吸えないのでは? でも底面給水をせよと?(ロゼット型じゃないからしなくていいのかな、でも葉っぱのあいだに水が溜まる可能性はあるよね特に若緑)
 でもとにかく、多湿、過湿、蒸れは大敵ということらしい。
 そして、夏しかないこの土地で、植え替えカット葉挿しともにお薦めできない……てことはほぼ永遠に? いやいや、初夏くらいの気候になる12月1月なら何とか?
 とにかくこの二つを肝に銘じて、頑張って育ててみよう。