クジャコとシロコの見分け方
シロコの甲羅がだいぶ治ってきて、特に水の中にいるときはパッと見でクジャコと区別をつけるのが難しくなってきた。まあまだ甲羅をよく見れば、シロコの甲羅の剥がれたところとかわかるんだけど、それもいずれは治っちゃうんだろうしなー。顔をよーーーく見比べれば、目の黒い筋の太さが違ったり、その後ろから首筋に向かって走る黄色い線の太さが違ったりするんだけど、比較しないとわからないレベル。
で、どうしたらもっと簡単に区別つくかなあ、と見てたら、なーんだ、簡単じゃないか!
右がシロコ、左がクジャコ。
ところで、カメの甲羅の各部名称、貼っときます(こちらから借用)。
カメの甲羅は二重構造になっていて、下に骨板、その上に人間の爪のような角質からできている甲板。図でもわかるように、骨板と甲板はそれぞれ小さい板がつながっているけど、その境目は重ならないようにできている(強度を高めるため)。
シロコの甲羅を削ったときの感じだと、この二つの層のあいだにクジャク模様があって、さらにはこの二層をくっつけているような薄い層もあるんじゃないかと思うけど(それともあれは角質層の一部か?)。
で、クジャコとシロコ、甲羅の模様がだいぶ違うのだった。
シロコ。
第一椎甲板の模様が、わりとギザギザで、項甲板に向かって開いている。左右の第一肋甲板はいちばん目立つ黄色い輪っかが普通に輪っか。
クジャコは、
第一椎甲板の黄色い模様がきれいなおむすび型。そして第一肋甲板の輪っかには尻尾がついてる。
右の肋甲板のほうが、尻尾が顕著。
まあ、水が完全に青水になっちゃって顔だけ出してるときとかには使えない方法だけど、甲羅が見えていればかなりわかりやすい。てか、なんで今まで気がつかなかったんだ私w
お尻のほうの模様も見比べれば違うのかもねー。でもこの第一がいちばんはっきりしてる気がする。コケが生えて模様が見えなくなったら困るけど。