南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

ミゾハチ、大あくびで誕生

 実はポチスリーを発見する前に孵卵ケースを覗いて、こちらも発見してた。

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 ミゾハチ〜!

 覗き込んだときは顔出してたんだけど、カメラにびっくりしてシュッと引っこんじゃった。しばらくそっとしておいて、また見たら、顔と左手が出てた。他の卵をひっくり返したりしないよう、別の容器に藁クズを敷き詰めてそっちに移動。ついでに写真撮った。

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 いようっ! 昼間で、そこそこ明るいんだけど、光の加減か、うまく映らないねえ(カメラの問題も大きいと思うが、それは考えたくない……w)。

 いろいろ角度を調整してたら、

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 この大あくびw お前も大物だなw

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 え? なんか言った?

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 この角度でどうにか。
 で、容器のなかに置いといて、午後にざあっとすごい雷雨がやってきて、そのあと見に行ったら、もう生まれてた。早いなー。

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 多甲板は……なさそう。

 お腹見てびっくり。

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 なんだ、この渦巻きデベソはw

 そもそも腹甲が、

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 こんなに段差あるんだよ。大丈夫なんか、これ? まあミゾハチ、孵化までの日数が、今年の他の仔に比べて短くて、62日。まだ10日ほどは孵化しないだろうと思ってた。
 去年のミゾタンチンゴンは孵化までの日数は似たようなもんだけど、ミゾタンは孵化してすぐに発見したわけじゃないので比較できないとして、ミゾチンミゾゴンも孵化直後のおへそ、ここまではでかくなかったぞ?w ミゾゴンがまあ面積はでかかったけど、こんな出っ張ってなかったしなー。

 ミゾハチ、横から。

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 顔。

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 いったん水を張った容器に入れてみたけど、まだ不安だなあと思って、卵の殻を取り除いた藁クズ容器に戻した。そしたら、自分で掘って潜り込んでたw
 おへそは、さっき夜になってからもう一度チェックしたら、腹甲がだいぶ平らになって、おへそも平らになってミゾゴンの最初のような感じに。ま、これで順調に普通の状態になってくれるといいけどな。明日には水に入れて、餌付け開始、うまく行ったらミゾロクミゾシチと一緒にできればいいけどなー。


 ちなみに、同じ日に産卵したもうひとつの卵は今のところ孵化の気配なし。どうかな、発見したとき転がったように見えたのは、小さめだったミゾハチのほうだったと思うけど、大きい分少し時間がかかるのかも……。
 そうそう、ミゾハチ体重は15g、甲長は4.3cm。心持ち小さめ(今年の孵化仔としては)。