南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

ポチフォー、誕生

 ちょっと待って! もう、目が回る!!


 今夜中の11時、大雨がやっとやんで、ダンナはとっくに就寝。玄関のドアも閉められてたけど、明日は隣町の医者に(ダンナの面談で)朝早くから出かけて、掃除のおばさんが獣民たちの世話しに来てくれるとはいえ、いろいろと今のうちに見ておこうと思って、また鍵開けてポーチに出た。ベビーたちの状態チェック、水を替えてきれいにして、これでよし!


 ミゾキュウは、と見ると、お腹側の卵の殻が大きく割れてる。明日の朝には出てるかもなー。また脱走されないよう、しっかり蓋をして、しかもそんなこんなしてる間にもポーチにはでっかいヒキガエル(今朝もポチスリー誘拐犯として考えないでもなかったけど、いやあ、食べんだろ、と除外してた)、そして白茶猫が悠然と通り過ぎるし、やっぱ夜はいろいろ危ないよなー、とミゾキュウケースの蓋のうえにさらに大きめの石を重しに置き。


 それから、なぜだか、ポチオの卵ケースもチェックしようと思った。まだ雨滴が滴ってるなか、懐中電灯を持って庭に出て、蓋を持ち上げて……何にもないよな。でも何となく、蓋の下にはめてる金網をずらして、卵(土から一部見えてる)をチェック。第2クラッチの最後の一個は、変化なし。第1クラッチの唯一生き延びた卵にかぶせてる軽石をどけると……ええええ! 孵ってる〜〜〜!

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 今、まさに出てきたとこ、って感じ。後ろに卵の殻が土に埋まってポッコリ穴開いてるし。

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 懐中電灯で照らしつつ撮影。
 それから軽く洗って土を落として。どこに入れよう??? もう〜〜〜! とりあえず、ミズゴケと少量の水を、ポチスリーが脱走したガラス容器に入れてそのなかにポチフォーを入れ。適当な大きさの容器がない〜〜〜。
 結局、イグコが幼少時に使った小さいほうの昆虫ケース(その後黒毛虫とかいろいろ育てるのに使ったやつ)を引っ張り出してきて、その中にガラス容器をそのまま入れ、きっちり蓋を。これで大丈夫なはず。


 明日は帰りが何時ごろになるかわからないけど、じっくりレポします。


 にしても、もう駄目だろうと思ってた第1クラッチめの卵が孵化するとは……。産卵日がはっきりしないけど、170日以上だよ? 6カ月近くだよ? 第1クラッチの他のふたつ、一個は掘り出すときにうっかり割ってしまったけど、あれも大事にしていれば孵ったのかもってこと? もう一個は土のなかで割れちゃってたけど、もしかしてそれも?
 そして残る第2クラッチの最後の一個もまだ可能性あるかもだし、第3、第4クラッチの6個の卵……ああ、くらくらくら。万が一だけど、全部孵ったら、11匹になるの!? ポチイレブンまで??? 
 というか、去年のが孵化しなかったことのほうが不思議になってくるよ……。まさかと思うけど、ダメだと思って諦めたやつも、実はダメじゃなかった、なんてことじゃないだろうな??? 一個だけ死卵の解剖したやつは、開いたとき確かに死んでたし……。過去記事見ても、やっぱり明らかにダメになってるよな。
 とにかく、次から次へと生まれてきてくれて、嬉しいけど、悲鳴。