南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

ピーちゃん巣立ち、仔猫が里子に

 今日は気が付いたら写真はないんだけど、書いておかなくては!?


 まず、日本に二ヵ月里帰りしていた友人Aが、日本で子猫を見つけて、家族とともに保護していたそうで、すっかり猫づいちゃって、とうとう旦那さんを説得して猫を迎えることに! おととい獣医さんに、譲ってもらえる猫がいるか訊いたら、今はいないけどすぐに来ると思うから連絡しますと言われた。昨日、うちのワンコが耳を異様に痒がるので、とうとう獣医さんに連れてったら、あれ、仔猫いるやん? 今朝来たばかりです、とのこと。で、今日も注射のワンコを連れていくついでに、友人Aと子供さん二人も一緒に行った。
 まっ黒くろのオス猫と、白が多めの三毛猫(もちろんメス)の二匹で、一ヶ月半くらい。どっちもかわいいが、友人家族は黒猫のほうに惹かれて、そちらを選択。
 さっそく連れ帰って、猫トイレやフードや餌入れ水入れなどなど買いそろえ、子猫はまだちょっと怯えつつも家のあちこちを探検。私も、うちで余ってた猫のおもちゃや自作のおもちゃを持ってってじゃらしてみたけど、まだ心の余裕がない感じ。
 というわけで、写真もないですが、まあそのうちお披露目できると思うので(うちの子じゃないけどw)、今後が楽しみ。名前はジジ、は安易すぎるのでw、息子さん(5歳)はサー・ミャウズなんたらという名前がいいと言い、娘さん(10歳)はミッドナイトという名前にしたいと言い、母親である友人はそれじゃあ長いからムーンがいいんじゃないかと言い、別の友人はジミーとかどう?と勝手な意見を述べ……w さて、どんな名前になるのやら?


 ちなみに、獣医さんとこの助手と雑談してて(残される三毛猫のほうも、かわいいからすぐに(おそらく黒猫より簡単に)貰い手がつくよね〜と話してたら、こないだイギリス人女性が来て、三毛猫2匹をイギリスまで連れ帰ると言ってもらっていったそうな。なんでも、イギリスには三毛猫ってあんまりいなくて珍しいんだって!?
 へえーっ! そんな話、初耳だわ〜。瓶首効果とか? 


 友人A宅の子猫を友人Sと堪能して、それぞれ帰宅した直後、Sから連絡があり、ピーちゃんが巣立ったという。へ!? と話を聞くと、もうだいぶ飛べるようにはなっていて、冷蔵庫のうえにいたりしたんだそうな。そしてさっき、中庭の天井(格子と蚊除けの網)まで飛んでいて、届かないのでお腹が空いて下りてくるのを待とうとしばらく放置。中庭に戻ってみたらいなかったと。
 その天井の網はだいぶよれよれになって隙間ができていたので、そこから外へ飛び出したらしい。3軒向こうはピーちゃんを見つけた公園なので、その辺にいるのではとみんなで行ってみた。耳を澄ませると、ピーちゃんの聞き慣れた声が確かにどこかからしている。公園のすぐ横の家の裏庭にあるヤシの木か、その裏にある木のあたり。でも呼んでもこっちに来ないし、姿も見えない。ま、しょうがないね……。
 ご飯は、人間を見るとピーピーと口を開けてねだって、ふやかしたフードをやるとどんどん食べてたんだけど、自力で食べるようにはなってなかった。だから、外でひとりで生き延びるかどうかはわからないけど……周りの鳥たちを見て学んで、何とか生き延びてくれると信じるしかないね。
 けっこう子供らのおもちゃになってたので、そのうち足とか翼とか骨折したりするんじゃないかと心配もしていたし、あまり人間に慣れてしまっても、野生で生きていくのに困るかもなあと思っていたので、予定外に早かったけど、どうにもならない状況で手放すことができてよかったのかもしれない。こちらの意志で放鳥しようとなると、子供らが泣きそうな気もしたしね。
 でもやっぱりできれば最後に写真を撮って、飛んでいくところを見送ってやりたかったなあ……。