ニャンタとの微妙な距離

　まだなかなか縮まらない、ナナ親子とニャンタの距離。

　難しいもんだねえ。どちらも落ち着いているときは、普通にすぐそばを通り過ぎたりできるんだけど、どちらかがちょっと神経質になっていると、シャーッ！　になってしまう。まあその一瞬だけで、すぐに離れるから、大喧嘩になったりはしないのがまだしも。

　でも今日は、こんなシーンもあった。

　かごのあたりで静かに遊んでいる仔猫たちに、ニャンタが興味を惹かれて近付き、様子を見ながらさりげなく自分もゴロゴロ。ミミは落ち着いているんだけど、かごの後ろに隠れているネネは、飛びついてじゃれてもいいかな？と呼吸を計っている。いや、それたぶんニャンタ怒るからやめて。ネネもそのくらいは空気読めるようで、飛びつかずにいてくれた。
　ニャンタの後ろにはニャンキジ、その後ろにはナナが控えていて、でもみんなちゃんと空気を読み取って静かにしていた。こういう時間がだんだん多くなっていけばいいんだろうけど、そう思ってたら、誰かが行きすぎてギャーッ！ってなって、３歩進んで２歩戻る、みたいな？　たまには２歩進んで３歩下がる、とかね。
　うん、猫だけどカメの歩みで頑張ってもらおう。