南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

猫の目の透明部分

 いつ見てもすごいなと思い、写真に撮りたいと思っていた猫の目の透明部分。なんていうのか、調べてみたら、前房というらしい。目の表面である角膜と、瞳孔(真ん中の黒い部分)や虹彩(カラフルな部分)とのあいだの空間。空間と言っても空気が入ってるわけじゃないけど。

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 窓の外に何かいたらしくて、じっと見つめるニャンリンの目を横から撮影。でもまだちょっとピントが甘い。
 それで晩になって、やっきになって撮り直したのがこちら。

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 この「前房」の厚み、どれくらいだろう? 人間ではどれくらいあるんだろう? と探したら、こちらのサイトが簡潔明瞭な説明で、

ひとみの特徴としては,
(1)角膜の後ろ2〜3mmのところにあります。

 つまり(これは人間の話だと思うので)瞳(=瞳孔+虹彩)と角膜の間隔は2〜3mm、前房の厚さがこれに当たる。
 でも猫はもっとあるよね、5〜7mmくらい? 猫の目が妖しく不思議で美しいのは、この透明部分が大きいからだと思う。