南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

大学のカランコエ

 ワンコの散歩にちょいちょい行く大学の駐車場から、柵越しに覗き込むと塀沿いに花壇があって、そこに多肉が植えられているのは知っていた。昨日覗くと、花が満開。それに、カランコエの仲間だなと見てわかったので(※)、一切れもらってきて植えてみることにした。


 まずは大学の風景、これは今日改めて撮ってきたもの。





 ずいぶんびっしりと生えそろっている。でも葉先や葉のふちからは新芽は出ていない様子。新芽は葉柄の付け根、上から出ていて、新葉は赤い。
 植物自体の高さは60〜70cm。葉の大きさは、大きいもので20cmくらいはあると思う。前買ったガストニスボンニエリ雷鳥)に似てるんだが、黒い斑点はなし。
 花は垂れ下がるタイプで、萼は赤く4枚融合、花びらも4枚融合で薄黄色に先端がほんのりと赤、尖っている。




 該当しそうなカランコエは、K. daigremontiana(コダカラベンケイ)、K. pinnata(セイロンベンケイ)、K. roseiはいずれも葉に芽を吹くタイプなので違うと思うし、K. fedtschenkoi(=Kalanchoe laxiflora?胡蝶の舞)が一番近い気はするんだが、これは花びらの先端が丸い。
 新葉が赤いところ(フェドチェンコイ)と花弁の先端が尖っているところ(ガストニスボンニエリ)から、この二種の雑種だろうか?

【※】2011年3月、カメの餌リストで適さない植物のセダム種を検索したら、なんと! これが見つかった。カランコエじゃなくてセダムだったのか!


ベンケイソウ科セダム
学名:Sedum frutescens
和名:キダチベンケイ(木立弁慶)
スペイン語名:不明
常緑多年性
原産地:南米


 ちょいっともらってきた新葉をそのまま挿し芽にしてみた。根付いてくれるかなあ。