八重の白いインパチェンス
40ペソのを3つ買ったわけだが、鉢を置いてさあ払おうと財布を出していたら、店の女の子が別の鉢を持ってきて何か言った。それが聞き取れなくて、え? と聞き返したら、ダンナが「おまけであげるって」と。えー! なんですか、私らそんなに大得意客? そうかも……。
しかしまあなんかかわいらしいねえ、真っ白のミニバラのような花、ちんまりつやつやとしたつぼみがいっぱいついてて。名前は? と訊いたら、Chinita(中国娘)だって。あーだからか……???
最後の写真に撮った花の裏の突起物を見て、インパチェンスみたいだねえとは車の中で言ってたんだが、葉っぱの形があまりに違うから、違うだろうと思ってた。が、帰ってから調べてたら、八重のインパチェンスにそっくり! あーそう言えば店の女の子もベレンとか口走ってたような気がする……。
そうか、前に買ったインパチェンスはニューギニアインパチェンスで、I. hawkeri、こちらはただのインパチェンスもしくはアフリカホウセンカのI. wallerianaなんだ。
ツリフネソウ科インパチェンス属(ツリフネソウ属)
学名:Impatiens walleriana
和名:インパチェンス、アフリカホウセンカ
スペイン語名:Chinita「中国娘」
非耐寒性一年草、本来は多年生
原産地:タンザニアからモザンビーク
しかし、これ、「原産地が高冷地であるために高温多湿に弱く、近年日本の気候にあう丈夫な品種が出てきたものの、東京より暖かい(暑い)地方では育てにくい」ってあるよ? 他のサイトを見ると、高温多湿に強いって記述もあって、訳わからん……。どっちにしても、あまりがんがん日は当てないほうがよさそうな風情だけどね。