南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

ソテツにカイガラムシ

 ソテツの新葉、どんどん伸びて固くなって、下の葉よりずいぶん大きく長くなったなあ、と思ってたんだけど、葉がところどころよじれて不規則になっていた。なんでだろ、こんなもんなんだろうか、それともまだ柔らかい新葉のころに触っちゃったりしたかなあ? と思ってたんだが、今日よく見ると、白いカイガラムシがぁぁぁぁ。


 写真はもう今月の容量が足りなくなりそうなので割愛するけど(というよりカイガラムシこすり落とすほうに必死で、写真撮ってなかったよ)、物の見事に、葉裏にカイガラムシがついているところで、葉がいがんでいる。ちくしょー。
 これ、買うとき店のおばさんが、「あ!? 虫がついてる!?」と言って庭師のおじさんを呼んでくれたんだよね。でもそのときはゴミ(何かの植物から散った微細な花びらか何か)のように見えたし、おじさんも、「薬まいてあるから大丈夫だよ〜」と安請け合い。帰ってからじっくり見て、やっぱりカイガラムシかなあ、と思ったけど、数も少なかったので、目に付くのをこすり落として、あと忘れてた。


 が、今回はかなりの数。葉一本につき10〜20匹くらいついていて、さらに葉の根元、株になったところのふわふわ茶色い綿毛がついている部分にもけっこうたくさんもぐりこんでる様子。うむぅ〜。地面に座り込んで、すべての葉をチェック。歯ブラシでごしごしとこすり落とした。恩知らずなソテツの葉に、だいぶブシブシ刺されながら。
 それでもどうかなあ、特に根元部分は歯ブラシが入りきらないところもあるし、見えない部分にもついていそう。薬をまいてもいいけど、まあしばらくこまめにチェックだな。やれやれ。


 カイガラムシと言っても以前に何かについていたような足が見えるようなものじゃなくて、カタカイガラムシとかいうらしいけど、ロウムシともいうのかな、本当に、こびりついただけのゴミのようなもの。真っ白で、直径は1mmもなくて、平べったい。こすり落とすと、はらはらと舞い落ちる。でも、平たいので、こすり落とすのもけっこう苦労。ベタベタとした排泄物とかはなし。

26日、殺虫剤を噴霧

 郊外の植木屋さんに行ったとき、ついでにこれこれなんだけど、と話したら、持ってきてもらえたら殺虫剤かけますという。地植えだったら行きますと言う。いやいや、鉢だから持ってくるよ、と言って折り返しソテツを持っていった。
 噴射器で殺虫剤をかけてくれたおじさんは、葉がゆがんでいるのを、「これ普通だよ〜、若いうちはこんなふうに育つんだよ」と言う。いやいや、でも曲がってるところの裏にきっちり虫がいましたぜ? それにほら、古い葉っぱはみんなまっすぐだし、と言うと、「曲がってるのも成長するにつれてまっすぐになるんだよ〜」。嘘こけ。
 まあいいや、とにかくかけてもらって数分待って、それをまた車に積み込んで持って帰りました。カイガラムシだからねえ、どのくらい効くかわからないけど。
 ちなみにこれは無料。おじさんにチップとして10ペソ渡したけど。