南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

マオラン、フォルミウム

 今日買った植物。今のところ手がかりなし。
 昨日ザミアを買ったおじさんのところにあって、昨日もチラッと気になってダンナと見ていたもの、やっぱり買おうか、と行ってみた。115ペソと大きさの割りにそこそこのお値段。




 葉の長さは1m以上、鉢も入れると私の背丈を越えている。
 スペイン語名はForniaフォルニアというらしい。が、それで検索してもカリフォルニアばかりヒットする。
 店の兄ちゃんに、日向それとも日陰、と訊くと、日陰でちょこっと日が当たる程度とのこと。水遣りは、と訊くと、毎日、でも湿らせる程度とのこと。マジかい。これ以上でっかくなるの、と訊くと、縦には伸びないけど、横に広がると言っていた。さて、どのくらい信用できる情報か?
 ビニールポットで根っこが出まくっていたので、うちにあった10号くらいの鉢に植え替え。あんまり余裕でもなかったけど、まあいいや、また植え替えれば。
 名前は引き続き調査します。

マオラン、ニューサイランと判明

 いやあ、そんなに熱心に探していたわけでもないんだけど(手がかりがなさすぎて……)、日本の某SNSのコミュでも質問したけどわからず、アヤメ科かなあと言われてそっちで探したけど見つからず。
 しばらく忘れてたけど、今さっき思い出して、とうとう腰を上げてスペイン語の園芸フォーラムに登録、質問を出したら、50秒後にアルゼンチンブエノスアイレスから、その2分後にウルグアイモンテビデオから、それぞれ答が返ってきてた。早ッ!!!! しかも、できれば学名で、と書いておいたらきっちり学名で。


 Phormium tenax variegatumだそうです。なるほど……FはPhかもとPhorniaで探したし、mとnもよく取り違えられているので(ペペロミアがペペロニアとか)FormiaやPhormiaでも探したけど、語尾をラテン化することは思いつかなかった。ましてやその三つすべてが組み合わさっているとはw
 しかもこれ、リュウゼツラン科だって〜? うーん、しかしどう贔屓目に見てもこれは多肉とは……。しょうがない、その他の植物でリュウゼツランにしておきます。


リュウゼツラン科フォルミウム属
学名:Phormium tenax variegatum
和名:マオラン、ニューサイラン(入才蘭)
   ならニュウサイランと表記してほしいところだけど、「新西蘭」という漢字もある???
スペイン語名:Fornia? せめてFormiaなのでは……
常緑多年性
原産地:ニュージーランド


 あと、なぜかこの学名で検索すると楽天の時計がヒットする……と不思議に思って見に行くと、この植物を文字盤にデザインした掛け時計でしたw
 調べてみると、日本語サイトでもけっこう情報はあるなあ。日当たりは強いほうがいいみたい。店の兄ちゃん……。仕方ない、少しずつ日の当たるところへ出してやることにしよう。
 とはいえ、今すでに、風にあおられて葉が折れたりしてるんだよねえ。まあ古い葉だから、どんどん切り取っていけば新しいのが生えてくるんだろうけど……。写真を見ていると、超巨大なオリヅルランみたいになってるのもあるな。葉は3mにもなるそうな。