南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

紡錘形アスパラガスのつぼみ

 うちのアスパラガス3人娘、こないだどれも植え替えて二周り大きな鉢にしたんだけど、それからみんなにょきにょきと新葉を伸ばしてくれている(スプレンゲリーは植え替え直後に大量の葉を落として心配したけど、古い葉を切ったらいっせいに新葉が出てきたのでよかった)。
 その中でも紡錘形アスパラガス、マイヤーズは買ってきた当初から花をつけてたけど、今度は出てきたばかりの新葉でまだ葉っぱが充分に出揃ってないのにまでびっしりとつぼみをつけているよ?


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 まだまだしっかりと閉じたつぼみだけど、朝日に輝いて真珠のようだ〜。
 しかしなんでこれだけ、こんなにばかすか花が咲くんだろうかね? 

これは両性花

 ちなみに最近アスパラガスは雌雄異株と読んで、へえ〜と思ったんだけど、このマイヤーズの花は前に撮った写真を見ると、ちゃんと雌しべと雄しべがあるんですけど。と不思議に思ってさらに調べると、食用アスパラガスのAsparagus officinalisなどは雌雄異株なんだけど、このマイヤーズや同じ種で別品種のスプレンゲリーのAsparagus densiflorusは両性花なんだって。シノブホウキのAsparagus setaceus(もしくはA. plumosus)はどうなのかな。ちょっと調べたけどわかりませんでした。

さらについでに、葉っぱも茎

 で、アスパラガスのふわふわとした葉っぱに見えるところは実は葉じゃなくて茎なんだとか。へー。「仮葉」「偽葉」「葉状枝」などというらしい。で、あのチクチクとうっとうしいトゲ、あれが本来の葉なんだって。なーんだ、じゃあサボテンと一緒ってことね。
 と思うと、とたんにチクチクするのも許せる……気がしたけど、やっぱり偽の葉っぱでそのトゲを隠しているのは卑怯だと思うよ???