南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

期せずして二本目のフォルミウム

 前にザミアとフォルミウム(マオランまたはニューサイラン)を買ったおじさんのところへ、ダンナがほしがっているヤシの一種がないかと訊きに行った。
 ヤシはなかったんだけど、あれこれおしゃべりしてて、そう言えば前にここで買ったフォルミウムねえ、風の強い日に葉っぱがバキバキ折れちゃって、あれ、どうしたらいいのかねえ、なんてことを言ってみた。日当たり悪いと葉が弱って折れやすくなるよ、とか、あれは折れるもんだからしょうがないんだよ、とかそういう返事を期待したんだけど。
 実際、折れたときいろいろ調べてたら、地植えなんかでものすごく茂った株だと、外側の葉っぱはクキクキと折れ曲がってもそれなりの風情だったしね。ただ、うちのはそこまで葉が茂ってないので、その大半が折れちゃったらみっともなくて、結局切って花瓶に飾ってるんだけど。



 切られたほうの親株はこんなん。



 これで新葉がぐんぐん伸びてくれるならいいんだけど、案外成長も遅いしなあ。
 ということで、何気なくおじさんに相談したわけだけど。そしたら、おじさんも、「そうなんだよなあ、もうこれはね、自然の力の前に不可抗力。うちでも、ほら、紐でしばってみたけど、やっぱり折れちゃったんだよねえ」と言う。そうかぁ、まあ諦めるしかないね、と言ってたら、おじさん、「そうだ、あそこにある鉢、あげるよ」。
 そう言って持ち出してきたのは、うちが買ったのと同じサイズのフォルミウム。えっ、いやいや、そんなつもりで言ったんじゃないから。と言っても、いやまあまあ、いいからいいから。いやいや。いやいやいや。とかいうやり取りの末、いやあ、悪いなあ、と言いつついただいてしまうことに。



 まあこれもすでに一枚折れてますけどね。うーん、これも二の舞にならないために、どうしたもんだか。と悩みつつ、まずは植え替えないとなー。
 おじさん、ありがとー。
 にしてもホント、メキシコ人の人のいいタイプは、大丈夫かなちゃんと生活していけるのかなと心配しちゃうくらいお人よしが多いです。