南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

クジャコ脱走

 首を噛まれて治療中なのでたらいに隔離しているクジャコ。
 今日の昼、ふらっと庭に出て植物を見てまわり、何となくクジャコはどうしてるかな、とたらいを覗き込むと……いない!? ブロックをふたつ入れているので、それをのけても、たらいは空っぽ!



 パニック!!!
 夜は、猫にやられないよう別のたらいを完全に被せているんだけど、昼間はサナテ対策に半分だけ。でも昼間だって猫が来ないわけではないし……やられたかッ! と頭が白くなったけど、半分被せたたらいが動いた形跡はないので、猫やサナテではないような気がする。
 まずは落ち着け。門の下の隙間は、カメンコでは絶対無理なんだけど、クジャコは平べったいからもしかして道路に出て行くことも可能。とはいえ、まだ庭のどこかにいる可能性も高い。
 隣の家との境の塀沿いに並ぶ鉢の後ろなどを順番に覗いていき、その真ん中あたりにあるカリシア・レペンスの茂み、これは鉢からあふれ出てコンクリの上に根を張って広がっているんだが、カメンコもミゾッコも大好きな寄り合い所。ここにいるかも、と丹念にコンクリに広がる茂みを掻き分けてみると……いたいた。



 ここで、ほっとしてカメラを持ってきてたらいから撮影。まったくよー。
 写真を撮ってから、クジャコを引っ張り出すと、いつも持ち上げれば大暴れするクジャコが、殊勝らしい顔つきでじっとおとなしくこっちを見てるし。ダメでしょ、勝手に散歩に出たら、とお説教をしてからたらいに戻す。



 たぶん高いほうのブロックに這い登って、そこからたらいの縁に跳び(?)移り、外へと転がり出たものと思われる。ので、高いブロックを縁から充分に離して設置。
 もう少し我慢しなさいね、今朝ダンナがあんた専用の水槽を買おうかと言ってたから。怪我もだいぶマシになってるんだから。


 あとで門の下の隙間を測ったら、3cmに満たなかったので、甲羅の高さ3.5cmのクジャコが間違っても道路に出て行くことはないと安心。