南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

水槽の水質検査をしてみた

 すごく適当に飼われているクジャコポチコポチオたち、いやカメンコもミゾッコも適当なんだけど、ミズガメはやはり水という私にはよくわからないメディアに暮らしているわけで、一応フィルタと週一回の水替えできれいっぽくはしているけど、実際どうなんだろう?
 もしも有害物質が思ったよりたまっているなら対策を考えるなり、水替えの回数を増やすなりしないといかんし、思ったより汚れていないんだったら水替えの頻度を落としてもいいわけで。まあ二週間に一回とかより、毎週末ってほうが忘れなくていいとは思うんだけど、ダンナが週末当番だったりすると、けっこう時間的に苦しいのよね……。


 それで、日本から送ってもらった水質検査紙。


 すぐにも使ってみたかったけど、水替えしてすぐじゃあんまり意味がないから、じっと我慢。水替えの日曜日になって、さて、やってみるか。



 写真だと色がちょっとわかりにくいかもだけど。
 一番右端の塩素(Cl2)は、試験紙を水に1秒浸けて、すぐに比較する唯一の部分。それ以外は1秒浸けて引き上げてから60秒待ってからの比較。

  • 塩素(Cl2):0、問題なし
  • pH   :6.8と7.2のあいだくらいだったので、7.0かな
  • KH(炭酸塩硬度):3dと6dのあいだくらいだった、これも問題なし
  • GH(総硬度):16dと最高値に近いかも。でもまあカメだしな?
  • 亜硝酸塩(NO2−):きっぱり0.これはよかった、安心できた。
  • 硝酸塩(NO3−):250mg/l以上……。高いです。


 付け焼刃で勉強した範囲では、とりあえず毒性の高い亜硝酸塩は検出されなかったのでよし、硝酸塩が溜まるのはある程度仕方のないことで(水草とかで緩和できるらしいけど、うちはたぶんそれ以前に水草が駆逐される)、水替えで濃度を下げればよし。pHも中性だしね。
 アンモニア → 亜硝酸塩 → 硝酸塩 の分解はできている、つまり濾過バクテリアは充分ってことでよろしいでしょうか。水替えはほとんど全部やってるんだけど、それでもバクテリアは充分なんだよね、たぶん。今度は水替え後、一日目、三日目、くらいにチェックしてみよう。もしも途中経過として亜硝酸塩がたまっているようなら問題だし。


 まあ魚とかエビじゃなくてカメだからねー。そんなに神経質にならなくてもいいとは思うけど、でもやはり快適に過ごしていただきたい。週一の水替えはやっぱり最低ラインかも。水槽の大きさに対してカメが多すぎるってのもあるかもだけど……。できるなら、この90cm水槽にポチコとポチオ、前の60cm水槽にクジャコ、とできれば理想的なのかも。


 で、今日水替えをする予定だったんだけど、こんなことを言いつつ実はいろいろあって今日は水替えできず。三連休で明日月曜が休みなので、明日します……。

まだ疑問

 しかしまだ釈然としなくて、いろいろ探してるんだけど、疑問がようやく明確になってきた段階、答えはまだわからないけど、今あんまり時間がないのでメモだけしておく。


 水槽の水質問題ではアンモニア前提だけど、それは魚が出すから。カメの場合、リクガメなら尿酸なんだけど(カメンコは出さないが)、ミズガメもやっぱり尿酸を出すのか? というのが第一の疑問。非水溶性の尿酸をミズガメが作るのはどうよ、って気もするし、でもやっぱり肺呼吸動物なんだし、陸にいることもあるわけだから、尿酸でいいのか、って気もする。調べた範囲では、ミズガメも尿酸と書いている人もいるが、どの程度信憑性があるのか今いち不明。かつ、はっきり目に見えるほど白い尿酸をミズガメが出すのは黄信号・赤信号という感じの記述もある。水の中だから、溶けなくても何となく散って粉末状に漂っているのかも?


 で、ミズガメも水の中で尿酸を出しているとして、尿酸も水中でバクテリアに分解されて亜硝酸塩、硝酸塩になるのか? ってのが第二の疑問。まあなるんだろうな、実際カメしかいない水槽でこれだけ硝酸塩が検出されてるんだから。それともこれは糞の腐敗物から発生するアンモニアの成れの果てなのか? アンモニアってそんなとこからも出るもん? と、ここらで時間切れ。