南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

トウモロコシを蒔いてみた

 三連休(18日ベニト・フアレス生誕が19日に振り替え)だし、三日もゴロゴロするのも芸がないよなあ、とカメ農場に行く提案をしてみたんだけど、三日間ゴロゴロしたいダンナに却下された。ちっ。トウモロコシもどこかで見てみたかったのにな……。
 とあとからぼやいたら、「じゃあ植えれば?」とこともなげに言うダンナ。そりゃいいけどさ、育つまでに何ヶ月かかるのよ!? そうは言いつつも、隣の人も庭にしょぼいの植えてるし、チアパスでインディヘナの家族からお裾分けしてもらったトウモロコシのおいしさは今でも忘れられないし、まあやってみるか。


 で、スーパーでもとりあえずトウモロコシを買ってきたんだけど、ダンナが言うにはこれをまず乾燥させなきゃならないんだとか。それもいいけど、二ヶ所で買ったうちの新鮮なほうはまず生でかじってみる。おお〜、意外といけるね! 一口だけ味わってみるつもりが、なんかもりもり食べちゃうよ。ちなみにメキシコのトウモロコシは白い。黄色いのもたまにあるらしいけど、白いほうが断然おいしい、とダンナ説。


 メルカード(市場)に別のもの(ワンコのお墓に添える花)を買いにいったついでに、穀物とか売ってるところを見ると、あるある、トウモロコシ。1kg弱で7ペソ(50円以下)。安い。買ってきた。


 これを、植え替えのとき土を入れるのに使ってるたらいにざばっと出す。実はここで、すごい虫食いトウモロコシであることに気付いた。虫については後述。



 こんな感じで、喰われてたりカビっぽかったり。まあ買ったお店、トウモロコシの隣に人工フードっぽいのも同じようにビニール袋に入れて売ってたから、これ何ですか、って訊いたら、七面鳥の餌と言ってたので、このトウモロコシもたぶんニワトリとかの餌になるものなんだろうな……。


 とにかくここから、虫に食われてない綺麗な粒をより出す。

 カチカチと軽い音を立てる宝石のようなトウモロコシの粒。これを、プランタに土を詰めて10ヶ所指を突っ込んであけた穴に、3,4個ずつ落とし込んでいく。




 こんな感じで、あとは土を被せて、水をやって、完了。どのくらい生えるかなー。
 イネ科だから、あとから間引きする若い葉っぱなんかはカメンコの餌になるかもしれないしね。野菜栽培は虫がつくからめんどくさくてあんまりやりたくなかったんだけど、まあ何事も経験というわけで、どこまで行けるかやってみる。