南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

イグリンコの目にアリ

 やっぱり毎日何かと新発見と心配が絶えないイグリンコ……。


 今朝は窓台でお目覚め、私が中庭に出てハンモックの設置をやり直しても(後述)、中庭に水をまいてモップで掃除をしても、じっと窓台に寝たままその様子を見ていた。そのあいだじゅう私は話しかけていて、トイレにいたダンナがあとから、「誰としゃべってたんだ〜?」ってニヤニヤ、うるさいわねッ!


 カメンコのご飯の用意とかで台所に行き来しながらイグリンコの様子を見ていたら、一度は頭をちょっと傾けて寝こけてて、あーワンコも同じ格好でよく寝てたよなあ。生まれ変わりにしては年数が合わないけどな。写真撮ろうと思ったんだけど、わずかな気配で起きてしまって残念。
 ところが太陽が射してきたころ見ると、あ、目つぶってる! 写真撮れるかも! とやってみたら成功。



 むふふふ、とか思ってたら、変なことに気がつく。窓側の左目は開いてるんだよ。でもこっちの右目は閉じている。問題でもあるのかな、ビタミンA不足ですか? もっとしっかり見るためにズーム写真。



 あれ? なんか目の上あたりに赤いものが? やっぱり小さいタイプのダニか? でも、カメラの液晶で拡大して見てもよくわからない……。とかやってるうちにイグリンコが目を開いた。



 開くことは開くんだよね、そうだよね、さっきまで普通に開いてたし。と写真をパソコン画面で見て……うわあああああ、アリがたかってる!?


 なんで!? イグリンコ、やっぱりどこか具合悪くて弱ってるの? だからあんなところに入り込んで、私に捕まってもあんまり抵抗しなかったんだろうか? 
 とにかく、なんか生きながら喰われてる! としか思えなくて半分パニック、どうすればいいんだ。とりあえず水で撃退してみるか。
 と、ホースの水を、でもイグリンコを驚かせたら本末転倒だから、シャワシャワッと噴水浴びる程度。イグリンコは目をぱちくりさせながらもパニックにはならず、でも少ししたら、ザザッと体の向きを変えたので、もうイヤなのかと終了。遠目に見える範囲では、アリたちはやや散ったものの、まだ頭全般に広がってる。


 それからイグリンコは窓台を降りて洗濯機の後ろへ。そこで落ち着いたところを、中庭に出て行って見てみたけど、アリたちは解散したようだった。
 落ち着いて考えてみたら、アリたちがイグリンコをかじっていたのだったら、いくらなんでも手で払ったりしていただろうし、アリたちはうろこのあいだのゴミでも掃除していてくれたのかもしれない?
 野生のイグアナの生態について、誰か詳細な研究してないんかしらん……。いろいろわからないことが多すぎます。


 ちなみに、頭のてっぺんのくぼみ、第三の目のあるところもえらい白く乾いてるよなあと思ってたけど、拡大写真で見ると、ここもダニの糞だか卵だかが溜まっちゃってるのね。「目」だけはかろうじて見えてるようだけど。



 朝7時過ぎに、耳のダニを確認したくて撮った写真。このときはアリなんかいなくて、目もすっきりしてるよね。