イグリンコのハンモック

　前に作ったハンモックは一晩使ってくれたんだけど。
　その翌晩は窓台で寝ていた。なんでかなあ、短すぎて尻尾が重くて居心地よくなかったんだろうか？
　と思いつつ昨日の午後出かけようとしたとき、ダンナが「うわあ、イグリンコが！」と言うので中庭を見ると、こんなことになってた。

　うーん、隊長、無理です、これ以上進めません！
　あら〜、困ったねえ。しかもこのあとどうなるの？　一応重い丸太と壁のあいだに固定してはあるけど、この自転車チェーン、イグリンコの動きで外れちゃったら……。
　心配だけど、しょうがない、時間がないのでそのまま出かけて、帰ってきたら、窓台に寝てた。ハンモックはそのままだった。イグリンコ、意外と慎重というか、物を見てるよね。窓台のポトスの鉢も、落とされてもまあこれなら被害はないや、と思って置いてるんだけど、ぜんぜん落とさないしね。

　しかしとにかく、これではハンモック、使いたくても使えないのでは困る。ということで、今朝、別の古タオルを設置してみた。いろいろ試行錯誤しながら、こんな感じで。

　これならどうよ？　丸太から直接、苦労せず乗れると思うんですが？　引っかかったりするところもないしね。

　ただし、二日続けて窓台で寝ているイグリンコを見ていると、もしかして朝一番に日が当たるところはそこって知ってるんだろうか？　と思えてきて。窓際はイヤだろうと思ってたんだけど、窓越しになら、１０ｃｍまで顔を近づけても一応平気だし。いろいろわかってるんかね？
　というわけで、そんならこの丸太とハンモックも窓際に置いてやったほうが喜んでもらえるかな？　ちょっと、模様替えも考えてみよう。

模様替え

　イグリンコが洗面台の下に入り込んで日向ぼっこ？してるので、ちょっといいですか〜、と出て行って模様替えしてみた。

　せっかくのハンモックがちょっと変な具合だけど、まあ使えるよね。
　窓台の上がけっこう平気そうなので、餌もそこへ。ちょっとわかりにくいけど、クロスした丸太のあいだの窓台の上。これで、窓台で寝るもよし、ハンモックで寝るもよし、丸太にしがみついて日向ぼっこするもよし。
　気に入った？　と洗面台の下のイグリンコを見たら、首をかしげながらこっちを見上げて、目をすうっと細めてまた開いて、また細めて開いて、と繰り返してた。それはどういうボディランゲージなんだろうか？　それとも単に眠くてうとうとしてただけ？