カメンコ篭城
今日は昼過ぎまで出かけてて、帰ってきていろいろ用事を済ませ、さて、カメンコ〜庭散歩行く？ と前庭に出た。昼過ぎには日陰になっている棚のサボテン多肉たちに久し振りに水やっとくかー、と思いつき、並んでいる小鉢に順番に水をやり……じょうろが空っぽになったので汲みにいこうと半歩後ろへ下がったら、何やらゴッツンと重いものに踵がぶつかった。
ん？ と見下ろすと、石と化したカメンコが。
あんたねー、猫じゃないんだから、ヒトの足元でうろうろしないでくれる？ とか文句言いつつ水を汲んできて続きの水遣りをして……それでもまだ炎天下で石やってるカメンコ。おいおいおい、そんなにショックだった？ 痛かった？ そのままだと蒸しカメンコができそうなので、拾い上げて、撫で撫で、なだめてみても、がっちり篭城。
ついでなので写真を撮る。
数ミリ心を開いたところ。
しかしそこからが長い。なんでー？ いつもは私が覗き込んだらそんなにかからず出てくるのに、蹴飛ばされたのがそんなにショックだったのか？
動かないので、手とか足とか撮ってみる（そういうことしてるから出てこないって意見は、否定はしない）。以下、誰得な写真ばっかり続く。
カメンコの右腕。
カメンコの左腕。
カメンコの足の裏。
むっちむちの足。
そんなことをしてたら、さらに少し開いた。
鼻が出て……
一気にぐいいいいいっ。
まーた、汚ない口してー。
そのあとは、何事もなかったかのように庭散歩の続き。
いいけど、猫の真似して足元うろうろするのはやめてね、お願いだから。
