南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

もう一個アノール(推定)卵発見

 今朝、庭で鉢の雑草抜きをしてたら、また卵発見。



 写真では光っちゃってわからないけど、長径が斜めになっていて、持ち上がったほうの端っこ、てっぺんにうっすらとベージュのしみが出てた。大丈夫かなあ、もしかしてすでに腐ってたりするかも? と思いつつ、一応(今回はそのままの状態で見つけたので、上下はわかっている)他の三つの卵と同じケースに入れた。


 いろいろ調べていると、アノールは卵は一度に一個しか産まないのがわりと普通みたいで、とすると、前に見つけて残ってる三つも兄弟で同時に、という可能性は少ないかも。


 ところで、この辺にいるアノールってどんなくらい種類がいるんだろうかと思って、こんなサイトでアノールを検索したら、ちょっと違うのも引っかかってきたけど、アノーリス属だけで385種! でも分布がほとんどグーグルマップで出ているので、根性で数日かけて端から全部開いて、ここが分布地に含まれている種を探してみた。
 しかし基本的に、アノールがいるかどうかより、研究・調査している学者がいるかどうかによるような気がする、この分布。で、カンペチェにはたぶん研究者がほとんどいないのでは。まあそれでも、とにかくブラウンアノールAnolis sagreiを含めて、6種くらいはいるみたい。


Anolis biporcatus 緑色なので、確実に見たことなし
Anolis pentaprion
Anolis rodriguezi
Anolis sagrei ブラウンアノール
Anolis sericeus
Anolis tropidonotus


 あと、
Anolis uniformis
Anolis lemurinus
 の二種は、カンペチェがぽっかり穴になってるけど、調査してないだけかも。


 Anolis nebulosusってのは、爬虫類フォーラムで誰かが捕まえたけど名前がわからんと書いてて、うちのとけっこうそっくり、そこで名前が挙がってたんだけど、分布は太平洋側ばかりなので、どうなのかな。
 この爬虫類サイト、種数はたくさんだけど、写真の信憑性とか、種の同定に関する手がかりはないので(リンクされてる記事読めってか?)、そこは不便。
 まあそこまで調べるほどでもないか、と今のところここまで。