南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

アノールベビー3匹目

 8月10日に発見した卵4個の、3つめが孵化していたよ。
 カメンコのハウスがまた小さくなっていたので、ガシガシ削って汗だくになって部屋に戻って、机に向かって座ったとき、いつも無意識にチラッと確認する卵ケース。そのうちの一個が、ぱっくり割れてる。
 中身はどこだ!? と探すと、すでにそれなりの時間が経ったらしい色合いのベビーがいた。



 三つ写っている卵のうち、右下のが、今回孵化したやつ。左のはおとといの



 このときすでに、人の気配にびっくりしてケース内をひゅんひゅんと飛び歩いたあとだったので取れちゃったけど、最初に見たときは脱皮したのかというような白い薄い皮を腰の辺りとかにつけてた。脱皮はまだだと思うから、もしかして卵殻膜?



 木の枝からこちらをにらむ。首筋と目の下に、まだ膜がついてるねえ。



 ほら。まあそのうち取れると思うけど。孵化って、ある意味最初の脱皮なのかもね。


 外に持っていって、指に止まらせ、ケースから取り出す。

 恐怖のあまり、三白眼になってる?



 反対側も〜。全身像。



 アップ。この写真を撮ってるときは、右目は左よりえらく黒っぽい模様だねえ、と思ってたんだけど、あとで写真を見たら、目を閉じてたのか……。



 うーん、どうなんだろ、閉じているだけなのか、何かの障害があって開けられないのか? 障害があるとしたら、片目では野生で生きていくのは厳しそう……。わかってたら、どうにかして餌付かせて、飼ったほうがよかったのかもしれない。
 でもこの写真のあと、さっさと指から飛び降りて走り去ったので、どうにもならなかったけどね。気付いたのはそのあとだった……。
 まあしょうがない、何とか頑張って生き延びてほしい。だめでも、それが運命だったんだよね。目の不具合が、私が転がしていじったり、または卵の環境(特に湿度かな)が不適切だったためだとしたら、申し訳ないけど。
 卵を見つけてからちょうど2週間。上下の判定ができて無事に生まれたのはよかったけど、微妙な角度の差ができてたかもしれないしね。残った二つも、無事に孵ってくれるといいけど。18日に見つけた卵は、ちょっと端っこにベージュ色の斑点があって、変色しているふうだから、どうかなあ。心配。