南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

カメンコの餌で耐久テストするワンコ

 私の部屋では、カメンコとイグコが日がな一日、しゃりしゃりと菜っ葉を食べている。ワンコはそれを見ていて、ときどき(特に最近床で食べることになったカメンコの)菜っ葉の端っこを失敬して、自分もしょりしょりといい音を立ててかじってみているんだけどね。まあ連帯感をはぐくむ?にはいいのかもしれないが……。あんまりカメンコの餌を減らされても困るしなあ。
 というわけで、そういうことをしそうになったら制止。前の超ハイパーテンションだったワンコと違って、今のワンコは一言いうだけで、寸前ならばちゃんとやめる。でもたまに、私が気付かないうちにこっそり持って行ってることもあって(しかも怒られるのわかってるから、ハァハァ言わずにひっそりとね)、そういうときは素直に引き渡すこともあれば、まれにテンション上がってると、くわえたまま走り回って取られないようにしたりも。


 今朝カメンコに、ご飯だよー、と菜っ葉の山を持っていったら、ワンコも一緒に来て、なぜかすぐ横に寝転がって、自分で耐久テストを始めた。



 私も横に座って、プレッシャーをかける役目を。ついでに、とカメラを取りに二回ほど(大きいほうのカメラはバッテリー切れになったので)その場を離れたんだけど、ワンコは動く気配なし。


 なんだろうかね、ワンコはカメンコに向けてピョンピョン跳ねて小さく吠えて遊びに誘ったり、ときには前足で甲羅を押さえこんだりするくらいのテンションになるのが普通なんだけど、今日はじっと我慢。カメンコのほうも、まあ甲羅を押さえこまれるとさすがにちょっと首をひっこめて動きを止めるけど、それ以外はもう慣れちゃったー、という感じで気にせずゴーイングマイウェイ。


 ここから、動画を撮ってみた。


 撮られているあいだは、いろいろと体の向きを変えたりしながらも耐えてるワンコ。ぎりぎりのところまで鼻や指先を持っていきつつ、試練だねえ。
 もういいかな、と動画撮影をやめると、プレッシャーが緩くなったのか、寝転ぶ振りをして手をさりげなく伸ばし……。もう、これ以上がまん……


 ばしっ!
 ずりずりと自分のほうへ引き寄せるワンコ。こらこら、それはカメンコのご飯なんだからね、あんたのおもちゃにしたらダメでしょ、と穏やかに言い聞かせながら取り上げると、うんわかった、と言いたげな神妙な顔であきらめるワンコであった。えらい聞き分けがいい子だよなあ。