南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

巣の素材を運ぶ親鳥

 うちの門に小さな鳥が止まって、くちばしに何やら藁のようなものをくわえてた。けっこう長い時間いたので、カメラを取りに行って戻ってもまだいた。玄関の網戸越しなので、鮮明な写真は撮れなかったけど……。



 割と特徴がはっきりしてるから、すぐわかるかなと思ったけど、鳥類図鑑をめくってみてもなかなか難しい。前に図書館で見かけたフウキンチョウのメスかなあ、とは思うんだけど……。
 くちばしがもっと太いような気がする。図鑑によればくちばしは黒いはずなんだけど、写真ではよくわからない。お腹も下半分は白く見えるけど、フウキンチョウは全部黄色いのがほとんど。でも翼に入る二本の白線は、Piranga bidentataと、Piranga leucopteraにあって、似てるっちゃあ似てるかなあ。
 くちばしの太さで言うと、スペイン語でPicogrueso(まんま、ハシブト)って呼ばれる鳥が数種類いるようなんだけど、いくつかの属にまたがっているし、それ以外の特徴がなかなか一致せず。特にメスだとそんなに詳しく載ってないんだよねえ。


 まあ何の鳥だかわからないけど、きっとこれから巣作りするんだろうなー。母ちゃん、頑張れよ、ヒナが落ちないようにしっかりした巣を作っておくれ……。